7月30日に豊橋市民球場で行われた豊橋市内高校大会での豊橋中央−時習館の観戦記です。
新チーム同士での好カード。ただ、豊橋中央は夏ベンチ入りメンバーはあまり出ておらず、時習館は投手が2イニング以下でリレーと、チームを作っていく段階での試合という感じでした。

豊橋中央
０２０００００００｜２　Ｈ7　Ｅ0
０００００１２０Ｘ｜３　Ｈ7　Ｅ2
時習館

豊橋中央
長井、稲見、藤城−中川
時習館
吉田、牧原、安田、河合、夏目慎−木戸脇

投手成績
豊橋中央
長井(1)　6回　95球　被安打6　四球3　三振4　失点1
稲見(10)　1/3　17球　被安打1　四死球3　三振0　失点2
藤城(11)　1回2/3　28球　被安打0　四球1　三振1　失点0
時習館
吉田(1)　2回　50球　被安打3　四死球4　三振0　失点2
牧原(10)　2回　34球　被安打2　四球1　三振3　失点0
安田(19)　1回　23球　被安打2　四球0　三振1　失点0
河合(11)　2回　33球　被安打0　四球2　三振1　失点0
夏目慎(9)　2回　22球　被安打0　四球0　三振0　失点0　

豊橋中央の長井投手は左のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。コントロールも割と安定している。2年生。クイックに課題。
稲見投手は右のアンダーハンド。コントロールに苦しみました。
藤城投手は右のサイドハンド。まっすぐはあんまり速くない。
吉田投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。立ち上がりにボールが抜け気味で苦しみました。
牧原投手は左のスリークォーター。まっすぐはそんなに速くない。同じフォームから変化させるので、打ちにくい。
安田投手は右のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。長身。
河合投手は左のオーバーハンド。1塁よりに足を出してクロスして投げる。
夏目慎投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。球威で抑え込む。

豊橋中央
6大橋 8柴田 3中山 2中川 7松富 9武田 4片岡 5河内 1長井
時習館
4木邨 8田所 2夏目慎 2木戸脇 1吉田 3中澤 6重松 5片桐 7石田

（試合経過）
2回表、無死1、3塁から1塁ランナースタートして送球が逸れる間に3塁ランナーホームイン。2死満塁から押し出し四球。豊橋中央が2点先制。
5回までに豊橋中央は残塁10と押しきれない展開。
6回裏、2死1、2塁から6番中澤がタイムリー2ベース。2−1
7回裏、1死満塁から3番夏目慎の2点タイムリーで逆転。ここでピッチャー交替、藤城。3−2
時習館が勝ちました。
豊橋中央は夏の大会に2年生レギュラーが5人いたのですが、その選手らと大竹投手はこの試合には出ず。
この時期は新チームを作る上で色々競争しているんでしょうね。

試合としては毎回のようにチャンスを作っていた豊橋中央が活かせずに、7回に逆転を許し、そのまま負けた試合。
長井投手が試合を作っていいボールを見せたこと、2番の柴田選手がドラッグバントを2つ決めるなど、足で魅せました。
秋はチャンスがあるチームの1つですし、地区予選をまずは突破してほしいですね。

時習館は1〜2イニングずつを5投手でリレー。こちらも実戦経験を積ませながらの戦いでした。少ないチャンスをしっかりと活かして逆転したのはさすが。
逆転打、その後の好リリーフを決めた夏目慎選手の活躍が光りました。