7月16日にパロマ瑞穂球場で行われた第2試合、栄徳−愛知の観戦記です。
愛知がシード校ですが、ここのところ栄徳には分が悪く、どちらかというとリベンジ戦というイメージの試合。終盤までもつれる試合となりました。
栄徳
111000020|5 H6 E1
010200003|6 H10 E1
愛知
栄徳
松原、山田−野口
愛知
浅田、福島−山本
投手成績
栄徳
松原(1) 8回0/3 155球 被安打8 四球4 三振2 失点5
山田(10) 0/3 16球 被安打2 四球1 三振0 失点1
愛知
浅田(1) 8回 128球 被安打5 四死球4 三振3 失点5
福島(10) 1回 14球 被安打1 四球0 三振0 失点0
松原投手は左のオーバーハンド。2年生。秋に見た時に切れのあるまっすぐにびっくりしましたが、思ったほど球威が伸びておらず、まっすぐはそこそこ速い。暑さもあり終盤は完全にばてていました。
山田投手は右のスリークォーター。まっすぐはぼちぼち。終盤ピンチで投げるには心もとない投球でした。
浅田投手は右の変則サイドハンド。まっすぐはなかなか。かなりボールが走っていて、調子も良さそうでした。これまで見てきた浅田投手の中では一番の出来。
福島投手は右のオーバーハンド。投げおろしのフォームでまっすぐはなかなか。2年生。
栄徳
9西村 6間瀬 2野口 3石原 5杉本 8千田 7石井 4川西 1松原
愛知
9高橋 7小野澤 3阿倍 6渡邊 8竹田 5松原 2山本 4西脇 1浅田
(試合経過)
1回表、2死2塁から4番石原がタイムリー。栄徳が先制。
2回表、1死3塁から8番川西のところでスクイズ成功。2−0
2回裏、先頭の渡邊がレフトへホームラン。2−1
3回表、1死3塁から3番野口の犠牲フライ。3−1
4回裏、無死満塁から6番松原の2ゴロの間に1点。7番山本がセーフティスクイズを決めて同点。
8回表、1死1塁から5番杉本がレフトへ2ランホームラン。5−3
8回裏、2死満塁のチャンスを作るも5番竹田が倒れ0点。
9回裏、無死1、2塁でピッチャー交替、山田。無死1、2塁から犠打を悪送球で2塁ランナーホームイン。尚も無死2、3塁。9番福島がタイムリー。尚も無死満塁から2番小野澤がサヨナラタイムリー内野安打。愛知が逆転勝利。
愛知がシード校ですが、ここのところ栄徳には分が悪く、どちらかというとリベンジ戦というイメージの試合。終盤までもつれる試合となりました。
栄徳
111000020|5 H6 E1
010200003|6 H10 E1
愛知
栄徳
松原、山田−野口
愛知
浅田、福島−山本
投手成績
栄徳
松原(1) 8回0/3 155球 被安打8 四球4 三振2 失点5
山田(10) 0/3 16球 被安打2 四球1 三振0 失点1
愛知
浅田(1) 8回 128球 被安打5 四死球4 三振3 失点5
福島(10) 1回 14球 被安打1 四球0 三振0 失点0
松原投手は左のオーバーハンド。2年生。秋に見た時に切れのあるまっすぐにびっくりしましたが、思ったほど球威が伸びておらず、まっすぐはそこそこ速い。暑さもあり終盤は完全にばてていました。
山田投手は右のスリークォーター。まっすぐはぼちぼち。終盤ピンチで投げるには心もとない投球でした。
浅田投手は右の変則サイドハンド。まっすぐはなかなか。かなりボールが走っていて、調子も良さそうでした。これまで見てきた浅田投手の中では一番の出来。
福島投手は右のオーバーハンド。投げおろしのフォームでまっすぐはなかなか。2年生。
栄徳
9西村 6間瀬 2野口 3石原 5杉本 8千田 7石井 4川西 1松原
愛知
9高橋 7小野澤 3阿倍 6渡邊 8竹田 5松原 2山本 4西脇 1浅田
(試合経過)
1回表、2死2塁から4番石原がタイムリー。栄徳が先制。
2回表、1死3塁から8番川西のところでスクイズ成功。2−0
2回裏、先頭の渡邊がレフトへホームラン。2−1
3回表、1死3塁から3番野口の犠牲フライ。3−1
4回裏、無死満塁から6番松原の2ゴロの間に1点。7番山本がセーフティスクイズを決めて同点。
8回表、1死1塁から5番杉本がレフトへ2ランホームラン。5−3
8回裏、2死満塁のチャンスを作るも5番竹田が倒れ0点。
9回裏、無死1、2塁でピッチャー交替、山田。無死1、2塁から犠打を悪送球で2塁ランナーホームイン。尚も無死2、3塁。9番福島がタイムリー。尚も無死満塁から2番小野澤がサヨナラタイムリー内野安打。愛知が逆転勝利。
栄徳が序盤小刻みに点を入れていたものの、打って取ったというよりは、愛知がちょっとしたミスで広げられたピンチを活かされた、という感じでしたので、終盤までもつれればなんとかなるかな、と思っていました。むしろ愛知が追いついてからは愛知が勝つ流れかな、とも思いました。
ただ、そこで流れを食い止めたのが野口選手の肩。愛知が5回、6回と走っていったのですが、見事に刺してチャンス拡大を防ぐ。やっぱりすごいキャッチャーですね。
そして8回の杉本選手の2ランホームラン。3番野口4番石原選手に長打を食らわなければ大丈夫と思っていたところに、会心の当たりで放り込み、決まったかなと正直思いました。
ただ、8回、ばてていた松原投手を引っ張ったので、もしかして、と思ったのも事実。8回裏に1死1,3塁のチャンスで3番阿部4番渡邉で得点出来なかったので厳しいかなとも思いましたが、9回も松原投手続投で、粘って代打丹羽選手、7番山本選手が四球を選ぶ。こういう粘りが最後の逆転サヨナラまで持ちこめました。
替わった山田投手はピンチでの登板でしたし、球威も正直物足らなかった。ベンチも信頼が置けていたら頭からだったでしょうし、そういう部分で愛知に自信を与えてしまった。栄徳ベンチも腹をくくって頭から山田投手を出せていたら・・・。そういう心理的部分も影響するのが夏の土壇場ですね。
10年前に同じカードで、栄徳が3点リードも最終回に愛知が5点取って大逆転。その試合を思い出しました。この時とは表裏逆でしたし、点差も違ったんですけどね。でも守備のほころびが出たし、その時点でサヨナラまで行くかなと思いました。
愛知は浅田投手が栄徳打線を良く抑えました。打線も下級生が多い陣容ながら、終盤の粘りは見事でした。この勝ち方で勢いに乗って、10年前のベスト4以上の成績を残してほしいですね。
栄徳は投手力の育成が課題ですね。いい素材がいてもなかなか伸びない。松原投手も2年生でここまで背負わされるのはかわいそうでした。
野手は素晴らしかった。中軸は間違いなく上でやるでしょうし、野口捕手はプロも狙える素材。今後に更に期待ですね。
ただ、そこで流れを食い止めたのが野口選手の肩。愛知が5回、6回と走っていったのですが、見事に刺してチャンス拡大を防ぐ。やっぱりすごいキャッチャーですね。
そして8回の杉本選手の2ランホームラン。3番野口4番石原選手に長打を食らわなければ大丈夫と思っていたところに、会心の当たりで放り込み、決まったかなと正直思いました。
ただ、8回、ばてていた松原投手を引っ張ったので、もしかして、と思ったのも事実。8回裏に1死1,3塁のチャンスで3番阿部4番渡邉で得点出来なかったので厳しいかなとも思いましたが、9回も松原投手続投で、粘って代打丹羽選手、7番山本選手が四球を選ぶ。こういう粘りが最後の逆転サヨナラまで持ちこめました。
替わった山田投手はピンチでの登板でしたし、球威も正直物足らなかった。ベンチも信頼が置けていたら頭からだったでしょうし、そういう部分で愛知に自信を与えてしまった。栄徳ベンチも腹をくくって頭から山田投手を出せていたら・・・。そういう心理的部分も影響するのが夏の土壇場ですね。
10年前に同じカードで、栄徳が3点リードも最終回に愛知が5点取って大逆転。その試合を思い出しました。この時とは表裏逆でしたし、点差も違ったんですけどね。でも守備のほころびが出たし、その時点でサヨナラまで行くかなと思いました。
愛知は浅田投手が栄徳打線を良く抑えました。打線も下級生が多い陣容ながら、終盤の粘りは見事でした。この勝ち方で勢いに乗って、10年前のベスト4以上の成績を残してほしいですね。
栄徳は投手力の育成が課題ですね。いい素材がいてもなかなか伸びない。松原投手も2年生でここまで背負わされるのはかわいそうでした。
野手は素晴らしかった。中軸は間違いなく上でやるでしょうし、野口捕手はプロも狙える素材。今後に更に期待ですね。