7月14日に小牧球場で行われた第1試合、誉−犬山の観戦記です。
シード校に挑むは犬山高校。好左腕の後藤投手を1年ぶりに見るので、どんなピッチングを見せてくれるかにも注目して観戦しました。


020100000|3 H6 E2
000010000|1 H5 E5
犬山


白石、小栗−林山
犬山
後藤−飯沼

投手成績

白石(10) 5回 83球 被安打5 四球2 三振4 失点1
小栗(1) 4回 52球 被安打0 四球1 三振4 失点0
犬山
後藤(1) 9回 144球 被安打6 四死球5 三振5 失点3

白石投手は左のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。大きなスライダーは見ごたえあります。ただ、春より球速は出ていなかった。
小栗投手も左の変則オーバーハンド。こちらもスライダーの曲がりが大きかった。まっすぐはなかなか。2イニング目からは落ち着いたピッチングでした。
後藤投手は左のオーバーハンド。MAXは129km。ボールが走っていないように感じましたが、それでも粘ってピンチを抑えていました。


9高木 6浅田 5澤野 7吉田 8舛井 3星山 2林山 1白石(10) 4内田
犬山
6夏目 4北川 2飯沼 3大口 1後藤 9伊東 8佐橋 5英 7西岡

(試合経過)
2回表、無死3塁から6番星山の強いサードゴロを弾き、記録タイムリーエラー。2死3塁から9番内田のタイムリー。誉が2点先制。
4回表、1死2、3塁から9番内田のところでエンドランを仕掛け投ゴロの間に1点。3−0
5回裏、1死3塁から9番西岡がタイムリー。3−1
誉が勝ちました。
誉は毎回ランナーでチャンスも多かったのですが、得点は3点だけ。後藤投手を捉えきれませんでした。相手のミスが無かったら危なかったし・・・。
ただ、仕掛けも多かったですし、3点目の1死2,3塁からの3塁ランナースタートのエンドランは面白かった。夏の初戦でこういう接戦を取れたのは大きいですね。継投も自分たちの形で出来ましたし。

1死1塁で外野フライでアウトカウントを間違えたのか、ランナーが走っていてゲッツーなど、ミスもあったので、次戦以降に活かしたいですね。

後藤投手は1年ぶりの観戦でしたが、以前はもっとボールは走っていたと思います。それでも味方のミスも多い中での3失点完投は素晴らしかったと思います。上でやれる投手ですので、大学での活躍を期待したいです。
打つ方は、2年生4番の大口選手にチャンスで一本出ていれば・・・という試合でした。5回裏に2死満塁で回ってきたところが勝負の分かれ目になりましたね。
2番の2年生、北川選手が3安打の活躍。2人が新チームの中心となると思いますので、この経験を秋以降に活かしてほしいです。

審判さんのゾーンが広かったのも、得点が動かなかった原因に思いました。まぁ、これは仕方ないですけどね。