7月1日に岡崎球場で行われた第2試合、福江−豊野の観戦記です。
豊野は応援させていただいているので、勝ってほしいと願いながら、福江は初めて見るチームでしたので、どんなチームか見極めながら観戦しました。

福江
110100100|4 H11 E0
100010000|2 H7 E4
豊野

福江
木村−西崎
豊野
清家、鎌倉、坂部−三浦

投手成績
福江
木村(1) 142球 被安打7 四球7 三振7 失点2
豊野
清家(3) 98球 被安打8 四球4 三振3 失点3
鎌倉(6) 34球 被安打2 四球1 三振1 失点1
坂部(1) 13球 被安打1 四球1 三振0 失点0

木村投手は右のオーバーハンド。上から投げおろすタイプでMAX133km。初回は変化球が入らずに苦しいピッチングでしたが、2回以降変化球が決まりだし安定。追い込んでからのスライダーで三振を取っていきました。
清家投手は右のサイドハンド。まっすぐは速くない。ちょっとばらつきが多く苦労していましたが、粘り強く投げました。
鎌倉投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそんなに速くない。ストライク先行で早めに打たせて取っていました。
坂部投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそんなに速くない。捉えられた打球が多かった。

福江
4山口 2西崎 7下澤 6小久保玲 5森下 3小久保伊 9杉原 1木村 8林
豊野
4藤澤(10) 3松平(4) 6鎌倉 5永田 2三浦 7松本(11) 9水谷 1清家(3) 8仙石

(試合経過)
1回表、1死3塁から3番下澤の犠牲フライ。福江が先制。
1回裏、2死1塁から4番永田のタイムリー3ベース。1−1
2回表、1死2塁から8番木村がタイムリー2ベース。福江が勝ち越し。2−1
4回表、1死1塁から7番杉原がタイムリー2ベース。3−1
5回裏、1死満塁から5番三浦がタイムリー。3−2
7回表、1死1、3塁からタイムリーエラー。4−2
福江が逃げ切りました。
福江は木村投手を中心に力のあるチームでした。木村投手も立ち上がりは苦しいピッチングでしたが、2回以降にしっかりと立ち直ったあたりは見事。ボールに力がありますし、上で見たいピッチャーですね。

チャンスはかなり多かったんですが、活かせたのは得点を上げた4回。ただ、追加点が取れず、豊野の粘りに苦しんだ形。ただ、豊野の粘りを褒めるべきですね。
2度大事な場面で牽制で刺されることがありました。そこは反省です。
ノーエラーで落ち着いた守備が光りました。負けられない試合では大事ですね。

豊野は3回に1死満塁で5番6番が連続三振、5回に1死満塁から5番三浦のタイムリーの際に2塁ランナーがホーム憤死。これが痛かったですね。
3番鎌倉選手、6番松本選手がブレーキ。1年生の松本選手は苦い経験になりました。これを糧にしてほしいですね。
外野守備は以前見た時に比べて格段に良くなっていましたし、チームとしてレベルUP出来ていました。1番藤澤選手が1年生、4番永田選手が2年生。清家、坂部両投手が残りますし、秋からは楽しみなチームになります。

見に行った試合でいいプレーを見せていた松平選手がいきなりのアクシデントで交替したのは残念でした。

チームとしてはバントをせずにどんどん打たせる作戦。ただ、無死1,2塁では送ろうとして失敗。このあたりは難しいですね。ただ、打つ力はついてきていますし、バントも絡める場面を増やしてもいいかも、とも思いました。得点圏でプレッシャーをかけるのも一つですし。

豊野はエラーが失点に絡みました。エラーしたくてする選手はいませんが、いかにリカバリーをするか。終盤での粘りあいで負けないために、ミスしたあとを大事にしてほしいですね。