4月23日にKYBスタジアムで行われた中部学院大−岐阜経済大の観戦記です。
ここまで全勝で優勝街道を進んでいる中部学院大がどういう強さを見せてくれるかに注目して観戦しました。

中部学院大
30001003|7 H8 E0
00000000|0 H2 E1
岐阜経済大
(8回コールド)
中部学院大
宮前、櫻糀−高杯
岐阜経大
吉田、小澤−山内

投手成績
中部学院大
宮前 7回 97球 被安打2 四球1 三振4 失点0
櫻糀 1回 10球 被安打0 四球0 三振1 失点0
岐阜経大
吉田 4回1/3 77球 被安打4 四死球4 三振1 失点4
小澤 3回2/3 69球 被安打4 四球2 三振2 失点3

宮前投手は初めて見ました。右のオーバーハンド。津幡高校出身の4年生。まっすぐはなかなか速い。カットボールの切れが抜群でした。
櫻糀投手は左のサイドに近いスリークォーター。球威がすごく上がっているように感じました。盛岡大付出身の4年生。もっと注目されていいピッチャーだと思います。
吉田投手は立ち上がりの不安定なところで3失点。これが痛かった。その後はしっかりと打たせて取るピッチングが出来ていたんですけどね。
小澤投手は右のオーバーハンド。不運な当たりも絡んでの失点が終盤ありましたが、ボールに力があって、中部学院大打線を抑えていました。

中部学院大
8藤本 2高杯 9武藤 D廣部 6中山 7高見 3板東 5結城 4岡田 P宮前
岐阜経済大
4小濱 6山下翔 7山下海 8佐藤謙 3白井 9日賀 D沼尻 2山内 5喜友名 P吉田

(スタメン)
1回表、1死2塁から3番武藤がタイムリー2ベース。1死満塁からワイルドピッチ。1死2、3塁から6番高見がタイムリー。中部学院大が3点先制。
5回表、1死3塁でピッチャー交替。小澤。3番武藤の犠牲フライ。4−0
8回表、2死2塁から6番高見が内野安打。2塁ランナーがスタートよくホームイン。2死1、2塁から8番結城のタイムリー。9番岡田の絶妙なタイムリードラッグバント。7−0
中部学院大が快勝。連勝で勝ち点。


中部学院大は強い。ちょっと抜けていると思います。
先日見た時は4番の廣部選手が2本塁打で目立っていましたが、この日は同じ1年の藤本選手(秀岳館)が3ベースと見事な動きでレフトライナーでタッチアップをして生還。やっぱり高校の時から鍛えられていたんだろうな、と思わせるプレーを随所に見せてくれますね。
3番の武藤選手(愛工大名電)も2打点の活躍。
あと8回表に6−0であと1点でコールドとなるところで9番岡田選手が見せたのは絶妙なドラッグバント。これがタイムリーとなって7点リードにした場面はすごいな、と思いました。
櫻糀投手も球威が上がっていて、チームの成長がすごいなと思います。優勝に向けて突っ走りそうです。

岐阜経済大はこの連敗で優勝は無くなった形ですね。
この日の2年生投手の2人(吉田、小澤)は今後の岐阜経済大を担う投手だと思います。この経験を活かして、さらなる成長をしてほしいですね。
打つ方は小濱選手の2安打のみ。残り2カードで意地を見たいですね。