4月15日に春日井球場で行われた第2試合、中部大第一−小牧南の観戦記です。
小牧南のピッチャー陣が中部大第一打線をどこまで抑えられるかに注目して観戦しました。

中部大第一
11035|10 H12 E0
00000|0 H2 E4
小牧南
(5回コールド)
中部大第一
大山−加藤修
小牧南
安藤−池田

投手成績
中部大第一
大山(10) 5回 65球 被安打2 死球1 三振7 失点0
小牧南
安藤(11) 5回 98球 被安打12 四球1 三振2 失点10

大山投手は左のスリークォーター。1塁側に向いて構えて背中を見せてからクロスステップで投げてくるフォーム。まっすぐはそこそこ。ストライク先行で圧倒しました。
安藤投手は右のオーバーハンド。2年生。まっすぐはそこそこ速い。ボールに力があって変化球もコントロール出来て楽しみなピッチャー。

中部大第一
8永野 6佐渡川 7山本 3山田 5天野 4鈴木 2加藤修 9服部 1大山(10)
小牧南
9福井 4月平林 6松井 5舟橋 2池田 8坂崎 7柴田 3濱村 1安藤(11)

(試合経過)
1回表、2死2塁から4番山田がポテンタイムリー。中部大第一が先制。
2回表、2死3塁から1番永野のタイムリー。2−0
4回表、2死2塁から1番永野がタイムリー。2死1、2塁から3番山田が2点タイムリー3ベース。5−0
5回表、1死2、3塁から8番服部が2点タイムリー。1死2、3塁からワイルドピッチ。1死3塁から1番永野がタイムリー2ベース。2死2塁から3番山本がタイムリー2ベース。10−0
中部大第一がコールドで大勝しました。
中部大第一は秋に県大会を逃し、厳しい冬を過ごしてきたと想像できる中、どんなチームになっているか注目しました。
昨夏の時点でいい選手だと感じていた永野選手、山本選手が1,3番。永野選手は4打数4安打3打点と素晴らしい打撃を見せました。外野守備も追い方が微妙に感じる時もありましたが、きちんとこなせますし、なによりバットコントロールの上手さと速さを持っている楽しみな選手ですね。
山本選手も長打を2本放って力のあるところを見せてくれました。やはりこの2人の打撃は素晴らしいですね。
大山投手はすごいスピードがあるわけではありませんが、コントロールがいいので、バックも動きながら守り、安定していました。

小牧南は先発の安藤投手が2年生ながら力のあるところを見せました。打撃でもヒットを打ってセンスのあるところを見せました。それだけに守備が乱れての失点がもったいなかった。4回までは永野選手、山本選手以外はそんなに打たれてなかったんですけどね。
秋に見た時も守備の乱れで失点していたので、そこが繰り返してしまったのは残念。夏までに課題は明確なので、しっかりと鍛えてレベルUPしてほしいです。

榎並投手はブルペンで準備するも登板なし。見てみたかったです。