9月18日に春日井球場で行われた第2試合、刈谷工−時習館の観戦記です。
時習館は初めて見るので、どういうチームか注目して観戦しました。

刈谷工
000220300|7 H9 E1
002000000|2 H8 E2
時習館

刈谷工
上野−南
時習館
三浦、中岡−三好

投手成績
刈谷工
上野(1) 9回 134球 被安打8 四球4 三振6 失点2
時習館
三浦(1) 6回2/3 143球 被安打7 四球6 三振6 失点7
中岡(10) 2回1/3 28球 被安打2 死球1 三振1 失点0

刈谷工の上野投手は左のオーバーハンド。コントロールがややずれる分球数が増えやすいものの、この日は4回以降ノっていきました。
三浦投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。ひじが遅れるタイプ。スライダーがいい。5回くらいからボールが浮いて球数が増え、苦しいピッチングに。
中岡投手は左のスリークォーター。投げっぷりのいいピッチャー。まっすぐはなかなか。タイミングは合わせやすそう。2年生。

スタメン
刈谷工
3北代 4大畑 6杉本 2南 1上野 9大塚 7東川内 5村山 8三浦
時習館
7田中 8菅原 5高橋 1三浦 2三好 4原 3酒井 6森田耕 9松井

(試合結果)
3回裏、2死2、3塁から4番三浦が2点タイムリー2ベース。時習館が2点先制。
4回表、2死1、3塁からワイルドピッチ。5番上野がタイムリー2ベース。同点。
5回表、2死2、3塁から2番大畑の2点タイムリー2ベース。刈谷工が逆転。4−2
7回表、2死2、3塁から三振振り逃げでランナー生還。2死2、3塁から5番上野が2点タイムリー。2死1、2塁でピッチャー交替、中岡。7−2
刈谷工が勝ちました。
ピッチャーに打たせてはいけない。良く言われることですが、この試合はそれがはっきり出た試合でした。
4回表に刈谷工のピッチャー上野投手が同点タイムリー2ベース。そこまでも調子自体は悪くない感じでしたけど、その裏はアウトが全部三振。明らかに勢いに乗った感じでした。
8回9回はランナーを出すもののいずれもゲッツー。ツキも味方にしていましたね。

序盤はむしろ時習館のピッチャー三浦投手のが出来が良かったのですが、中盤以降、ボールが段々制御できなくなった。ひじが遅れて出てくるタイプですが、こういうピッチャーは疲れが出るのも早い印象。四球でピンチを拡大してしまいました。疲れが出ているのに引っ張りすぎて7回は失点してしまいましたし・・・。
中岡投手も力があっただけに、もったいなかったですね。
あと、キャッチャーの三好捕手もポロポロ増えてしまって、ちょっときつかったですね。集中力を保つのは大変ですけど、要のポジションだけにしっかりと、です。

3回まで見ていたら時習館の流れでしたので、1本の上野投手のヒットで、流れが変わった。野球って面白いな、と改めて感じました。