9月10日に蒲郡球場で行われた第2試合、愛産大工−豊川の観戦記です。
夏大の再戦となった好カード。1年前に見てまた見たいと思っていた愛産大工の茶谷投手が見たくて球場に足を運びました。

愛産大工
0000000|0 H1 E1
0012301|7 H12 E0
豊川
(7回コールド)
愛産大工
茶谷、佐藤、茶谷、中村、上野原−永田
豊川
竹田−桑名

投手成績
愛産大工
茶谷(1) 3回2/3 71球 被安打8 四球3 三振2 失点3
佐藤(16) 1回 26球 被安打1四球2 三振0 失点3
茶谷(1) 0/3 8球 被安打1 四球1 三振0 失点0
中村(11) 1/3 2球 被安打0 四球0 三振0 失点0
上ノ原(10) 1回2/3 25球 被安打2 四球0 三振0 失点1
豊川
竹田(1) 7回 71球 被安打1 死球1 三振3 失点0

茶谷投手は左のオーバーハンド。ひじが遅れて出てくるタイプ。まっすぐはそこそこ速い。ボールが高かった。
佐藤投手は右のサイドに近いスリークォーター。まっすぐはぼちぼち。
中村投手は右の小柄なオーバーハンド。
上ノ原投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。いいボールを投げていました。
豊川の竹田投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。打たせて取るピッチング。ストライク先行出来ていました。

スタメン
愛産大工
9林 8澤田 3谷口 5藤下 7三澤 4伊藤 2永田 1茶谷 6竹岡
豊川
8石田 5藤澤 3青山 9竹内 7藤田 6近藤 4立花 2桑名 1竹田

(試合経過)
3回裏、1死1、2塁から4番竹内がタイムリー。豊川が先制。
4回裏、2死2、3塁から1番石田が2点タイムリー。2死満塁でピッチャー交替、佐藤。3−0
5回裏、2死満塁から1番石田に押し出し四球。ここでピッチャー交替、茶谷。2番藤澤がタイムリー。更に押し出し四球。ここでピッチャー、中村。6−0
6回まで豊川の竹田はパーフェクトピッチング。
7回1死から2番澤田が初ヒット。2死1、2塁まで行きますが5番が倒れ0点。
7回裏、2死2塁から2番藤澤がタイムリーでコールド成立。豊川が大勝。
愛産大工は夏のリベンジという気持ちもあるし、豊川を上回るかな、と試合前には思っていたのですが、想像以上に完敗。
正直チームとしても力の差があるな、と感じる試合でした。

茶谷投手も思ったほどに球威が無く豊川に序盤から捉えられました。そうなると苦しくなってしまいますね。
投手に関してはむしろ上ノ原投手のが良かった。勢いのある球が来ていました。

あと、永田捕手のキャッチングが気になりました。ミットが流れてしまってきわどいところが取ってもらえない形に。しっかりと止める練習をしてほしいですね。

豊川は守備も良く、余計に愛産大工は付け入る隙が無くなっていました。

豊川も攻撃では序盤にチャンスを活かせていなかったのですが、3回に4番竹内選手、4回に1番の石田選手のタイムリーが出て大分楽になりました。
石田選手は4打数3安打1四球3打点。打球方向もすべて違う好打者ですね。

竹田投手は危なげないピッチングでした。さすが豊川のエースだな、と感じる投球。
なんにしても、チーム力が改めて高いな、と感じました。次の中京大中京戦も楽しみですね。