8月15日に蒲郡球場で行われた第2試合、新城東−桜丘の観戦記です。
全勝同士の対戦。桜丘の新チームがどういう力を持っているかにも注目して観戦しました。

新城東
000000020|2 H4 E0
010000002|3 H5 E1
桜丘

新城東
上田−白井
桜丘
濱田−小柳津

投手成績
新城東
上田(16) 8回2/3 97球 被安打5 四球3 三振1 失点3
桜丘
濱田(1) 9回 127球 被安打4 四球1 三振9 失点2

上田投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそんなに速くない。ちょっと斜め上に顔を上げて投げるフォーム。コントロールが安定。
濱田投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。テンポ良く投げ込む。中盤以降ボールが走っていました。

スタメン
新城東
6居澤 7下嶋 3森田(9) 8河合 5菊池 2白井 9トウキ(15) 1上田(16) 4山本リョウ
桜丘
8イルヤマ 9藤代(19) 4吉野 5大津 7原 3丸山 2小柳津 1濱田 6岡本

(試合経過)
2回裏、1死3塁から6番丸山のタイムリー。桜丘が先制。
6回まで濱田投手はパーフェクトピッチングでしたが、7回表の先頭の居澤選手がヒットを放ち、パーフェクトを阻止。その後2死1,3塁までいきましたが5番が三振で同点ならず。
7回裏、先頭の3番吉野が3ベースを放ちチャンスも4番5番と内野フライに倒れ、6番四球の後、7番レフトフライで追加点ならず。
8回表、2死1、2塁から1番居澤がレフト前に落ちるタイムリー2ベース。尚も2死2,3塁から2番下嶋のタイムリーで逆転。2塁ランナーはホームでタッチアウトも新城東が逆転。2−1
9回裏、1死2、3塁から6番丸山のところでセーフティスクイズ成功。更に2死3塁から7番小柳津がサヨナラタイムリー。桜丘が勝ちました。
この試合、2次進出は両チームとも決まっていましたが、勝てば1位抜け、負けると2位が有力になる大事な試合、と思っていましたが、そう考えると終盤の新城東の守備位置など不可解でした。
そもそも16番の上田投手を引っ張っていたし、逃げ切るなら9回頭から交替してもいいタイミング。
そして1点リードの9回1死2,3塁で守備は前進せず。まぁ内野は同点まではOKというのはありですけど、外野も前に来ていなかったのは・・・。満塁策というのもありだったと思いますし、色々と勝つための最善策を取るタイミングはあったと思ったのに取らなかったのは個人的に残念でした。どうしても勝ちたい試合ではなかったのかな、と思ってしまう采配でした。

ただ、桜丘に対して、外野の守備位置なんか見事でしたし、同じ地区でよく知っているんだな、というのもありますが、見ていて上手いな、と思いました。それだけに県大会で見たかったですね。

桜丘は濱田投手が見事なピッチング。尻上がりに良くなっていたし、テンポよく追い込んでいくピッチングはさすがでした。
打つ方はちょっとお粗末でしたが。フライアウトが多く、打たされている感じでした。吉野選手がチャンスメイクをしていましたが、ここにチャンスでまわしたいところ。
最後一気にサヨナラまで持っていったのはさすがですね。
夏までの原投手のような絶対的なエースという感じではないですので、いかに投打の底力を上げていくか。県大会でのカギになりそうです。