7月17日に小牧球場で行われた第2試合、中部大第一−犬山の観戦記です。
犬山の2年生エース、後藤投手が今大会好投していたので、中部大第一相手にどういうピッチングをするか注目して観戦しました。

中部大第一
101022100|7 
000101000|2
犬山

中部大第一
長谷川(11)、佐古口(1)−伊織
犬山
後藤(1)−鈴鹿

長谷川投手は右のサイドハンド。まっすぐはそこそこ速い。春に見た時より速くなった印象です。
佐古口投手は右のスリークォーター。まっすぐはかなり速い。ちょっとびっくりする速さでした。
後藤投手は左のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ速い。やや上体に頼った投げ方に見えますが、それでも力のあるボールがきます。2年生ですし、秋以降が楽しみなピッチャー。

中部大第一
8永野 6伊藤 5山本(15) 3森本 9田中 4舩橋(5) 7神野(4) 2伊織(12) 1長谷川(11)
犬山
2鈴鹿 4夏目 6梅田 9宮田 3高田 8宮崎 7古川(17) 1後藤 5英

(試合経過)
1回表、2死2塁から4番森本がタイムリー。中部大第一が先制。尚も2死満塁まで行きましたがなんとか後藤が1点で踏ん張りました。
3回表、1死から3番山本がソロホームラン。2−0
4回裏、先頭の5番高田がホームラン。2−1
5回表、先頭の永野が左中間へホームラン。1死3塁からパスボール。4−1
6回表、2死3塁から9番佐古口がタイムリー。1番永野の2ベースで中継エラーがありランナーホームイン。6−1
6回裏、無死1、2塁から5番高田がタイムリー。6−2
7回表、3番山本が2本目となるソロホームラン。7−2
8回終了時に球場を後にしました。

試合はそのまま中部大第一が勝ちました。
この試合はピッチャーが良かった。
中部大第一の長谷川投手は春に見た時はエースナンバー。その時よりもボールそのものは速くなっていて、サイドハンドとしてはかなり速い球を投げていました。
エースの佐古口投手は初めて見るピッチャーでしたが、その速い球にびっくり。さすがに毎年大学や社会人で活躍するピッチャーを排出する中部大第一。いいピッチャーを持っているなぁと驚かされました。

ただ、この両投手相手に毎回のようにヒットを放ってチャンスを作った犬山高校の打線も素晴らしかったですね。高田選手はホームランを含む2安打2打点。あと、ショートの梅田選手も好プレーを連発。途中足がつる場面もあったのですが、最後までしっかりと守りました。

そしてピッチャーの後藤投手。1回戦で17奪三振と記事にあったので、楽しみにしていましたが、2年生としては素晴らしいピッチャー。身体も大きいですし、やや上体に頼った投げ方ですけど、球威もあり、まだまだ伸びる素材。
新チーム以降も注目していきたいピッチャーです。

その後藤投手から2本のホームランを放った中部大第一の山本選手も2年生。こちらも秋以降楽しみな選手ですね。