7月16日、岡崎球場で行われた第1試合、愛産大三河−愛知啓成の観戦記です。
シード校の愛産大三河にとっては初戦。初戦にしては厳しい相手になりました。愛知啓成は例年ほどの力はこれまで感じなかったので、どう愛産大三河に対して戦うかに注目して観戦しました。
愛産大三河
011000000|2 H9 E3
00000201X|3 H3 E0
愛知啓成
愛産大三河
清水−山本
愛知啓成
吉口、和田−鬼頭
投手成績
愛産大三河
清水(1) 8回 120球 被安打3 四死球3 三振6 失点3
愛知啓成
吉口(20) 3回 48球 被安打5 四球2 三振1 失点2
和田(19) 6回 70球 被安打4 四球2 三振1 失点0
清水投手は右のオーバーハンド。上から投げるフォーム。MAX133k。縦の変化と緩急が中心で、チェンジアップが良かったですね。
吉口投手は右のサイドハンド。まっすぐはそんなに速くない。ちょっとずつボールの変化を変えて打ち取るスタイル。
和田投手は左のサイドハンド。まっすぐはそこそこ速い。サイドとしてはかなり速いですね。空振りを取るよりは球威で押して打ち取るタイプ。
愛産大三河
8長谷 5松原(10) 7小笠原 6橋本 9石原 3楠名 4鈴木 2山本 1清水
愛知啓成
8市川(16) 7森本 5榊原(1) 3加藤潤(5) 9廣木(8) 2鬼頭 6木全(4) 1吉口(20) 4早川(6)
(試合経過)
2回表、1死から8番山本が先制ソロホームラン。愛産大三河が先制。
3回表、2死2塁から5番石原がタイムリー3ベース。2−0
6回表、無死1,2塁から、7番鈴木のところでバント空振り。2塁ランナーが飛び出して挟まれ、ランダンプレーの末、1塁ランナーがタッチアウト。その後インターフェアで1死1,2塁となり、ショートゴロで2塁封殺。1塁セーフの間に2塁ランナーがホームを突くも啓成は冷静にホームに投げてタッチアウト。愛産大三河はもったいない攻撃となります。
6回裏、1死2塁からショートゴロでサードに投げて悪送球。ランナーホームイン。2死3塁からタイムリーエラー。ノーヒットで同点。
8回裏、2死3塁から4番加藤潤がタイムリー。啓成が逆転。3−2
愛知啓成が逆転勝利。守り勝ちました。
シード校の愛産大三河にとっては初戦。初戦にしては厳しい相手になりました。愛知啓成は例年ほどの力はこれまで感じなかったので、どう愛産大三河に対して戦うかに注目して観戦しました。
愛産大三河
011000000|2 H9 E3
00000201X|3 H3 E0
愛知啓成
愛産大三河
清水−山本
愛知啓成
吉口、和田−鬼頭
投手成績
愛産大三河
清水(1) 8回 120球 被安打3 四死球3 三振6 失点3
愛知啓成
吉口(20) 3回 48球 被安打5 四球2 三振1 失点2
和田(19) 6回 70球 被安打4 四球2 三振1 失点0
清水投手は右のオーバーハンド。上から投げるフォーム。MAX133k。縦の変化と緩急が中心で、チェンジアップが良かったですね。
吉口投手は右のサイドハンド。まっすぐはそんなに速くない。ちょっとずつボールの変化を変えて打ち取るスタイル。
和田投手は左のサイドハンド。まっすぐはそこそこ速い。サイドとしてはかなり速いですね。空振りを取るよりは球威で押して打ち取るタイプ。
愛産大三河
8長谷 5松原(10) 7小笠原 6橋本 9石原 3楠名 4鈴木 2山本 1清水
愛知啓成
8市川(16) 7森本 5榊原(1) 3加藤潤(5) 9廣木(8) 2鬼頭 6木全(4) 1吉口(20) 4早川(6)
(試合経過)
2回表、1死から8番山本が先制ソロホームラン。愛産大三河が先制。
3回表、2死2塁から5番石原がタイムリー3ベース。2−0
6回表、無死1,2塁から、7番鈴木のところでバント空振り。2塁ランナーが飛び出して挟まれ、ランダンプレーの末、1塁ランナーがタッチアウト。その後インターフェアで1死1,2塁となり、ショートゴロで2塁封殺。1塁セーフの間に2塁ランナーがホームを突くも啓成は冷静にホームに投げてタッチアウト。愛産大三河はもったいない攻撃となります。
6回裏、1死2塁からショートゴロでサードに投げて悪送球。ランナーホームイン。2死3塁からタイムリーエラー。ノーヒットで同点。
8回裏、2死3塁から4番加藤潤がタイムリー。啓成が逆転。3−2
愛知啓成が逆転勝利。守り勝ちました。
守り勝ったという言葉が一番しっくりとくる愛知啓成の戦い。2回にも先制を許した後、1番長谷の右中間へのヒットで2塁を狙った打者走者をタッチアウトに。終盤は外野の守備位置も素晴らしかったし、絶対に余分な点はやらない、というやれることをしっかりとやりきるスタイルで、失点を最小に食い止めていました。それが終盤の逆転を産みましたね。
打つ方はランナーが出れば、1死だろうがバントで2塁へ。そこからは進塁打も上手く挟んで1本で返す。打線は結局6回までノーヒットで、計3本。ちょっとさびしいのは確かですが、攻撃も型を決めてそれに沿って仕掛けるだけに、シンプルになっていいかもしれないな、と感じました。
2試合、好投手との戦いが続きましたが、こういう接戦をものにしたのは大きな経験ですね。この日はキャッチャーが正捕手の鬼頭選手に戻りました。徐々にチーム力も上がっていくかもしれません。
リリーフした和田投手が素晴らしいピッチングでした。タイプの違う投手のリレーで今後も戦っていく形になりそうです。
愛産大三河は6回のショート橋本選手の判断が試合を大きく左右させてしまいました。1死2塁でショートゴロ。無理な体勢からの3塁送球。ただ、2点リードしている状況を考えれば、アウトカウントを確実に増やすことが大事。ここでの3塁送球はアウトに出来れば大きなプレーも、そもそもそれを選択したことが間違い。そういうプレーをさせてしまう土壌があった、ということでしょうね。
同点エラーもそうですけど、その前の牽制で殺せずに3塁に行かせた場面の守備など、啓成との守備の差が試合を分けました。
清水投手は速球は133k止まりも、縦の変化を駆使して啓成打線を翻弄、素晴らしいピッチング。もう少し見たいピッチャーでした。
打つ方はランナーが出れば、1死だろうがバントで2塁へ。そこからは進塁打も上手く挟んで1本で返す。打線は結局6回までノーヒットで、計3本。ちょっとさびしいのは確かですが、攻撃も型を決めてそれに沿って仕掛けるだけに、シンプルになっていいかもしれないな、と感じました。
2試合、好投手との戦いが続きましたが、こういう接戦をものにしたのは大きな経験ですね。この日はキャッチャーが正捕手の鬼頭選手に戻りました。徐々にチーム力も上がっていくかもしれません。
リリーフした和田投手が素晴らしいピッチングでした。タイプの違う投手のリレーで今後も戦っていく形になりそうです。
愛産大三河は6回のショート橋本選手の判断が試合を大きく左右させてしまいました。1死2塁でショートゴロ。無理な体勢からの3塁送球。ただ、2点リードしている状況を考えれば、アウトカウントを確実に増やすことが大事。ここでの3塁送球はアウトに出来れば大きなプレーも、そもそもそれを選択したことが間違い。そういうプレーをさせてしまう土壌があった、ということでしょうね。
同点エラーもそうですけど、その前の牽制で殺せずに3塁に行かせた場面の守備など、啓成との守備の差が試合を分けました。
清水投手は速球は133k止まりも、縦の変化を駆使して啓成打線を翻弄、素晴らしいピッチング。もう少し見たいピッチャーでした。
私も今日は観戦しました。
啓成勝って良かったです。
シートノックの段階からジャンピングスローを連発する三河の橋本くんに違和感を感じながら見ておりましたが、派手さはないが、しっかり足を使ってゴロを捌く内野陣とポジショニング良く、落下点まで早い外野陣の啓成の守備力の勝利ですね。
今日のポイントは個人的には六回表の三河の攻撃、無死一・二塁からのバント空振りで、セカンドランナー飛び出すも挟殺ミスりながらも、すぐに一塁ランナーに切り替えアウトにしたプレーです。
あれで流れが変わった気がします。
啓成は三安打と清水くんの落ちる球にことごとく空振りして打てない事実は変わりませんが、なんとか一つずつ勝ち上がってほしいです。