5月4日に安濃球場で行われた三重大学リーグ、鈴鹿大−四日市大の観戦記です。
ちなみに安濃球場は初。三重大学リーグもリーグ戦は初でした。
安濃球場は両翼91ｍ。中堅120ｍ。スタンドは屋根付き。照明あり。手書きボードといった仕様でした。

鈴鹿大
０００００００００｜０　H5　E1
１２１００１００X｜６　H10　E1
四日市大

鈴鹿大
坂口、前原、不破、中川、山部−藤沢、今村
四日市大
西本−岡田

投手成績
鈴鹿大
坂口　2回　29球　被安打4　四死球2　三振0　失点3
前原　1回　21球　被安打3　四球1　三振1　失点1
不破　3回　53球　被安打2　四球2　三振0　失点2
中川　1回　10球　被安打0　四球0　三振1　失点0
山部　1回　16球　被安打1　四球0　三振1　失点0

四日市大
西本　9回　116球　被安打5　四球2　三振4　失点0

坂口投手は右のアンダーハンド。まっすぐはぼちぼち。緩急使って抑えるピッチャー。海星出身の2年生。
前原投手は大間々出身の2年生。右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。
不破投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。高田高校出身の2年生。
中川投手は左のオーバーハンド。熊本工出身。
山部投手も熊本工出身。
西本投手は愛産大工出身の4年生。まっすぐはまぁまぁ速い。序盤はボールが走っていなかったですけど、徐々に良くなった。投げおろしのタイプで、ボールがどーんと来るタイプ。

スタメン
鈴鹿大
6江川　4富田　7西　D藤森　3大下　5岡本　2藤沢　9眞野　8辻林
四日市大
6小栗　4伊藤　5永福　D沖邊　9水谷　3池之谷　7片山　2岡田　8村川

（試合経過）
1回表、1死から2番富田3番西の連打で1，2塁とするも、4番、5番が倒れ0点。
1回裏、2死1、2塁から5番水谷がタイムリー。四日市大が先制。
2回裏、1死1、3塁から1番小栗がタイムリー。2番伊藤の投ゴロの間に1点。3−0
3回裏、2死満塁から9番村川がタイムリー内野安打。4−0
5回裏、2死3塁から9番村川のショートへの当たりをタイムリーエラー。5−0
6回裏、1死1、2塁からセカンドゴロゲッツー崩れの間に2塁ランナーがホームイン。6−0
四日市大が勝ちました。
初回に1死1、2塁のチャンスを活かせなかった鈴鹿大と、初回、2回とチャンスをしっかりと活かした四日市大。これが勝敗の分かれ目となりました。優勝を争っていた鈴鹿大にとっては痛い敗戦になりましたね。

鈴鹿大ライトの眞野選手が強肩を披露。素晴らしい返球を見せてくれました。

四日市大は1番の小栗選手がチャンスメイクやタイムリーなど見事な仕事。中部大第一出身の2年生。今後も期待ですね。
西本投手はもう少し球威があったように思います。疲れもあったかもしれませんね。それでも完封したのは素晴らしいですけど。

三重リーグも各チーム拮抗していますね。