4月29日に熱田球場で行われた第1試合、豊橋中央−至学館の観戦記です。
選抜帰りの至学館は、この春見るのは初。どんな試合をするかに注目して観戦しました。

豊橋中央
100001100|3 H8 E4
00031010X|5 H7 E3
至学館

豊橋中央
渡辺、花井、西脇−長嶺
至学館
川口、新美−井口

投手成績
豊橋中央
渡辺(10) 4回2/3 92球 被安打4 四球2 三振3 失点4
花井(12) 1/3 8球 被安打0 死球1 三振0 失点0
西脇(1) 3回 46球 被安打3 四死球2 三振1 失点1
至学館
川口(10) 45球 被安打3 死球2 三振1 失点1
新美(1) 90球 被安打5 四球1 三振3 失点2

渡辺投手は右のオーバーハンド。上からの投げおろすタイプ。まっすぐはそこそこ。内外を突いて抑える。ボールがカット気味の球が多い。
花井投手は右の小柄なサイドハンド。まっすぐはぼちぼち。
西脇投手は左のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。投げおわりが3塁側に流れるフォーム。
川口投手は左のサイドハンド。以前よりもフォームが力強くなり、球威も増した印象。まっすぐはまぁまぁ。ただ、その分コントロールもばらつく。
新美投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。秋から球威はそんなに変わっていない印象。

スタメン
豊橋中央
6中西 5金田 2長嶺 3高谷 7斉藤(13) 9井口 8杉田 1渡辺(10) 4木戸
至学館
8藤原連 9定塚 3新美(1) 5鎌倉 2井口 7三浦 6木村 1川口(10) 4藤原大

(試合経過)
1回表、2死1塁から4番高谷がタイムリー2ベース。豊橋中央が先制。
3回表、2死2、3塁、カウント1−2でピッチャー交替、新美。
4回裏、無死満塁から6番三浦のレフトファールフライの犠牲フライ。1死2、3塁から7番木村がタイムリー。更に8番中根の犠牲フライ。至学館が逆転。3−1
5回裏、2死1、3塁カウント1−0でピッチャー交替、花井。ダブルスチール成功。4−1
6回表、2死2塁から代打のセンター前ヒットでセンターからの返球が悪送球。4−2
7回表、2死から3番長嶺のソロホームラン。4−3
7回裏、2死3塁から4番鎌倉のセカンドゴロで送球を取れず、記録はタイムリー内野安打。5−3
至学館が逃げ切りました。
お互いにキャッチャーがいいですね。至学館の井口選手は大型キャッチャー。肩もいいですし、上でも楽しみ。
長嶺選手も雑誌にも載っている好捕手ですが、キャッチングがいいですし、肩もいい。ホームランも逆方向に見事。こちらも楽しみです。

豊橋中央はエースが先発せず、途中から。シード獲得後ですから、正しい運用ですね。渡辺投手もある程度至学館を相手に好投しましたし、いい経験になったと思います。

お互いに守備にミスが多くて、しかもつまらないエラーが多かった。その分締まらない印象の試合になりました。

至学館も相変わらず強さは感じない。ただ、それなりに競った試合をして、最後には勝っている。これが今のチームの特徴なんでしょうね。
それで秋春連続で東海大会ですからすごいです。東海大会でも期待したいですね。