4月24日に一宮球場で行われた、女子のプロ野球、京都−兵庫の観戦記です。
女子野球自体初めてでしたので、どんなレベルでどんな野球をやるか、楽しみにして観戦しました。

京都
0000000|0 H3 E1
101100X|3 H5 E0
兵庫

京都
植村、長尾、笠原−泉由希
兵庫
里−寺部

投手成績
京都
植村 2回2/3 90球 被安打4 四球4 三振2 失点2
長尾 2回1/3 36球 被安打1 四球1 三振1 失点1
笠原 1回 19球 被安打0 四球1 三振1 失点0
兵庫
里 7回 63球 被安打3 四球0 三振1 失点0

植村投手は左のオーバーハンド。右バッターのインコースが得意と選手名鑑にも書いてありましたが、そこを序盤取ってもらえなくて苦しいピッチングに。決め球がないので、ファールが重なり球数が増えてしまいました。
里投手は右のオーバーハンド。コントロールが良くて、どんどんストライクを投げて追い込んでいくお手本のピッチング。球数も少なく、打たせて取るピッチングが見事でした。

スタメン
京都
5中野 4小西つ 8三浦伊 2泉由希 D中村 9前田 3田口 6吉田 7金山
兵庫
6厚ヶ瀬 4三原 8中田 5太田 2寺部 D川崎 9三浦由 3田中 7榊原

(試合経過)
1回裏、1死1、2塁から4番太田がタイムリー。兵庫が先制。
3回裏、1死1、3塁から7番三浦由がタイムリー。2死1、2塁でピッチャー交替、長尾。2−0
4回裏、1死2、3塁から4番太田の犠牲フライ。3−0
兵庫が勝ちました。
京都はチャンスらしいチャンスは初回の先頭の中野選手のヒットから送って1死2塁で3番三浦伊織、4番泉由希選手を迎えたところだけになってしまいました。
里投手のストライク先行のピッチングにゴロの山を築く展開。点差以上に力の差を感じる試合になりました。
3番の三浦伊織選手は足が速いし、いい選手だな、と思える選手でした。

兵庫で目立ったのはショートの厚ケ瀬選手。ヒットも1本打っていましたが、守備が抜群。肩も強くて、女子の選手の中ではとびぬけた存在。彼女の守備は見る価値がありますね。
チームとしてファールが多くて。わざとではないと思いますが、前に打つ技術を見せてほしいと感じました。

単純に野球のレベルとしては男子でいうと、中学生の硬式野球と同じくらいか少し落ちるくらい。パワーとか、スピードとかは男子とは違いますね。
でも厚ケ瀬選手のように目立つ選手もいますし、試合前の体操?勝利のダンス、男性ユニット(5IGNALE)のパフォーマンスなど、ファンを増やそうという姿勢は見れます。

平日ナイターというのはいい狙いだと思いますし、屋台も出て雰囲気もいい。また機会があれば見に行きたいですね。