4月22日に熱田球場で行われた第2試合、愛工大名電−大同大大同の観戦記です。
名電は秋に見れなかったので、今のチームがどういう野球をやるか、注目して観戦しました。

愛工大名電
2013125|14 H19 E0
0000000|0 H0 E5
大同大大同

名電
辻、鈴木−向井
大同
早川、若杉−浅井

投手成績
名電
辻(20) 5回 82球 被安打1 四死球6 三振3 失点0
鈴木(1) 2回 22球 被安打1 四球0 三振2 失点0
大同
早川(10) 5回1/3 118球 被安打13 四死球3 三振1 失点9
若杉(1) 1回2/3 39球 被安打6 四球2 三振1 失点5

辻投手は左のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。投げっぷりのいい1年生。まっすぐのスピードの割には当てられていたけど。四死球もちょっと多かった。
鈴木投手は左のオーバーハンド。体格がでかい。フォロースルーの大きいフォーム。まっすぐはなかなか。いわゆる未完の大器。
早川投手は右のサイドハンド。若干手投げ。緩い球を使って緩急で抑える。まっすぐはそんなに速くない。
若杉投手は右のスリークォーター。テイクバックが小さいタイプ。まっすぐはぼちぼち。腕の角度が横になったりもするタイプ。

スタメン
名電
6石井 8後藤 7稲生(18) 3濱地 2向井 5田中竣 4西脇 1辻(20) 9山田
大同
7竹前 4長瀬(14) 8花井 9竹内 3横江 2浅井(12) 5磯部(15) 1早川(10) 6長谷川

(試合経過)
1回表、1死2塁から3番稲生のタイムリー2ベース。2死3塁から5番向井がタイムリー2ベース。名電が2点先制。
3回表、5番向井がソロホームラン。3−0
4回表、2死1、2塁からキャッチャーの牽制悪送球で1点。更にタイムリーエラー。2死2塁から4番濱地がタイムリー。6−0
5回表、2死1、2塁から3番稲生がタイムリー2ベース。7−0
6回表、1死1、3塁から代打木野が2点タイムリー2ベース。ここでピッチャー交替、若杉。9−0
7回表、無死1塁から3番稲生がタイムリー2ベース。2死2塁から6番田中竣がタイムリー。2死2、3塁から8番鈴木が2点タイムリー2ベース。2死1、2塁から1番石井がタイムリー。14−0
名電がコールドで勝ちました。

名電は1年生でスタメンの稲生選手が3本のタイムリー2ベースを放つなど、非凡な才能を見せました。逆方向に伸びる打球はすごいです。ただ、もっと引っ張った打球も見たいかな。
辻投手も1年生と思えば素晴らしい球を投げています。ここからどう成長するか。ちょっとまだ荒れ球なので、大事な試合は任せにくいとは思います。

1年生が目立つのはいいのですが、それ以外となるとキャッチャーの向井選手がホームランを含む2本の長打。それ以外の選手もまんべんなくは打っていました。もう少し圧倒してほしかった気もしましたが。

シードを逃したので、夏は最大8試合。ここに向けてどうチーム力を上げるか。1年生を含め、仕上がりに注目です。

大同大大同は先発の早川投手の変則投球で粘りましたが、打線がなかなか捉えられず。力負けとなりました。
5回に無死1,3塁を活かしたかったところでしたが・・・。
4回にエラーで崩れましたし、7回もそう。そういうミスを続かせないようにしていきたいですね。