4月2日に阿久比球場で行われた第1試合、半田−阿久比の観戦記です。
この試合に勝った方が県大会出場という大事な試合。なかなか面白い試合となりました。

半田
10002034|10 H15 E2
00020000|2 H5 E1
阿久比
(8回コールド)
半田
大江、新美−山森
阿久比
山本、光岡、鈴木−大北

投手成績
半田
大江(1) 7回 124球 被安打5 四死球3 三振6 失点2
新美(10) 1回 14球 被安打0 四球0 三振1 失点0
阿久比
山本(5) 4回1/3 76球 被安打8 四球3 三振0 失点3
光岡(10) 2回2/3 52球 被安打3 四球2 三振4 失点3
鈴木(18) 1回 20球 被安打4 死球1 三振0 失点4

大江投手は左のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。右バッターのインコースへクロスファイアとタテスラが良かった。
新美投手は右のオーバーハンド。ステップの小さいフォーム。まっすぐはまぁまぁ。
山本投手は右のサイドハンド。まっすぐはあんまり速くない。丁寧に投げて打たせて取る。
光岡投手は右のスリークォーター。まっすぐはぼちぼち。まっすぐがシュートする球筋。外の出し入れで勝負。
鈴木投手は右のスリークォーター。素直な球筋で捉えられていました。

スタメン
半田
8山本 4藤井 5市野 7大岩 1大江 3竹島 6竹内 9高橋 2山森
阿久比
4松田(14) 5鈴木マサ(15) 6松山 3太田 7松井 9新美 8藤原 2大北 1山本(5)

(試合経過)
1回表、2死1塁から4番大岩がタイムリー3ベース。半田が先制。
3回表、無死満塁のチャンスでしたが、5番が2ゴロホームゲッツー、6番がピッチャー強襲の当たりを上手くさばいてアウトにしてピンチを脱します。
4回裏、無死2、3塁から6番新美の2ゴロの間に1点。2死3塁から8番大北がタイムリー。阿久比が逆転。2−1
5回表、1死2、3塁から4番大岩が2点タイムリー。再逆転。ピッチャー交替、光岡。3−2
7回表、2死2、3塁から5番大江がタイムリー。さらにパスボールで加点。更に2死1、3塁からワイルドピッチ。6−2
8回表、1死1、3塁から3番市野のタイムリー。4番大岩の2点タイムリー2ベース。5番大江のタイムリー2ベース。10−2
半田がコールドで勝ち、県大会進出決定。
阿久比はこの展開でエースが登板なかったということは、投げられない状態だったんでしょうね。一応最後にブルペンに入っていましたが、全力投球はなかったですし。
毎回ピンチが多かったですけど、良くしのいでいました。阿久比も序盤は毎回得点圏に進めていたので、どっちに流れがあるか分からない試合で面白かったです。

阿久比は簡単に送りバントをせずに盗塁を仕掛けたり、バントも1球見たりと、僕が好きな野球をやっていました。内野もゴロのボールへの入り方は良かったですし、いいノックを受けていそうな印象。
ミスも多かったですけど、修正して全尾張、夏大に向けて準備してほしいです。

半田は走塁の甘さが目立ちました。返れる当たりでも3塁に止まったり。相手がミスしてホームに戻っていましたが、もっと磨いてほしいですね。
3番の市野選手は5打数5安打。4番の大岩選手は3安打5打点。3〜6番は当たっているだけに、いかにチャンスで回すか。
投打のかみ合いで県大会でも暴れてほしいところです。