3月20日に碧南工Gで行われた豊野−碧南の観戦記です。
豊野の好左腕田村投手がどんなピッチングを見せてくれるかに注目して観戦しました。

豊野
000000001|1 H3 E1
00000020X|2 H2 E0
碧南

投手成績
豊野
田村(1) 8回 131球 被安打2 四球2 三振13 失点2
碧南
田中(1) 9回 105球 被安打3 四死球2 三振4 失点1

田村投手は左のオーバーハンド。前日から連投でしたが、切れのいいボールで13奪三振。まっすぐはそこそこ速い。フィールディングはもう一つ。
田中投手は右のオーバーハンド。ひじが伸びたフォーム。まっすぐはそこそこ。基本打たせて取るピッチャー。コントロール安定。

スタメン
豊野
5近藤 4山口 8深津 1田村 7安田 2三浦 3堀部 6松平 9相馬
碧南
2羽柴 5馬渡亮 9岩井 1田中 3今 6神谷 7榊原 4馬渡健 8石倉

(試合経過)
豊野は4回までパーフェクトに抑えられる。
5回に先頭が死球で出て、犠打2つで2死3塁とするも7番が倒れ先制ならず。
碧南は初回に2死から3番岩井のヒットとエラーで2塁まで進むも4番が倒れ0。そこから6回までは毎回の12奪三振を喫し0更新。
7回裏、先頭の2番馬渡亮が粘って四球を取った後、3番岩井が2ベース。4番田中が四球で無死満塁。5番が倒れ1死満塁から6番神谷のところでスクイズ成功(記録野選)。更に1死満塁から7番榊原もスリーバントスクイズ成功。碧南が2点先制。
8回表、先頭の5番安田が出て送って1死2塁とするも後続が続かず。
9回表、無死1塁から1番近藤がタイムリー3ベース。2−1。1死後、3番のところでセーフティスクイズも正面に転がり、ランナー自重し、1塁アウトで2死3塁。最後は4番が倒れ試合終了。
碧南が勝ちました。
碧南は6回までヒットが初回の1本だけ。6回まで毎回の12三振。正直田村投手に圧倒されていた内容でした。
ただ、田中投手もしっかりと抑えて7回まで四死球2つだけでノーヒット。そして1チャンスを活かした。そういう試合。

7回裏は先頭の馬渡亮選手が1−2から粘って9球目を見逃して四球。これがこのイニングの得点を産みました。次の岩井選手も0−2からまっすぐを打って2ベースに。そして1死満塁から初球をスクイズ。この時も田村投手のグラブトスをキャッチャーがしっかりと捕球出来ていたらアウトだったかもしれません。グラブトスもちょっと浮いたし。さらに7番榊原選手のスリーバントスクイズも見事でした。この2点目も大きかったですね。

豊野もチャンスがなかったわけではない。ただ、あまりにも田村投手がいるから1点取れれば、という意識が強すぎたと思います。
5回裏、先頭の田村選手が死球で出た後、連続犠打で2死3塁。結局7番が倒れるんですけど、1死2塁からのバントは寂しい。セーフティって感じでもなかったし・・・。
あと、2点取られた直後の8回表も先頭の安田選手のヒットの後に送りバント。僕の持論ですけど、表で終盤に2点以上負けていて、無死1塁で犠打で相手にアウトをやるチームは勝てないと思っています。もちろんゲッツーが怖いのは分かりますけど、リスクを背負わないで、2点以上は取れないと思う。あと、表は同点では厳しいし。

9回も1死3塁でセーフティスクイズで3塁ランナーが突っ込めず。正直スクイズで同点狙いも個人的には嫌いですけど、せめて正調スクイズにしてほしかった。

なんにしても、豊野はベンチワークで負けた試合だと思います。もちろん、相手ピッチャーを捉えられなかったんで、それだけではないんですけど・・・。

地力のあるチームはリスクを取らなくても勝てるかもしれませんけど、競った試合ほど、リスクを乗り越える力が必要だと思いますね。碧南はそれに勝って、豊野はそれに負けた。そういう試合でした。