11月3日に阿久比球場で行われた全尾張大会3位決定戦、西春−愛知黎明の観戦記です。

西春
002020000|4 H6 E2
030000000|3 H4 E2
愛知黎明

西春
尾崎−谷口
愛知黎明
内田、横井−山崎

投手成績
西春
尾崎(11) 9回 108球 被安打4 四球1 三振8 失点3
愛知黎明
内田(9) 2回2/3 53球 被安打3 四球2 三振2 失点2
横井(1) 6回1/3 84球 被安打3 四死球4 三振4 失点2

尾崎投手は左のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。ボールを前で放すタイプで、左バッターのインもつけるし、緩急もある。いいピッチャーですね。
内田投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。ボール動くタイプ。
横井投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。ツーシーム系の球が良かった。

スタメン
西春
8小薮 6大蔵 2谷口 9後藤康 7南 3松平 5後藤 1尾崎(11) 4八神
愛知黎明
1内田(9) 4野口 6蓬莱 5西山 9伊藤(8) 7田口 8横井(1) 3杉田 2山崎

(試合経過)
2回裏、1死1、3塁からタイムリーエラー。続く8番杉田の2点タイムリー2ベース。愛知黎明が3点先制。
3回表、2死満塁からタイムリーエラーで2点。2死満塁でピッチャー交替、横井。ここは横井が踏ん張り、3−2
5回表、1死1、3塁からゲッツー崩れで1点。更に2死1、2塁から6番松平のタイムリーで逆転。4−3
西春が逃げきりました。
序盤はお互いに風の影響もあってかミス絡みの得点が多く、ちょっといい試合とは言えない感じでしたが、5回以降、尾崎投手が良くなって締まった試合になりました。
尾崎投手は球はそんなに速くないんですけど、コントロールがいいし、自滅しないタイプなので、相手からするとやっかいなサウスポー。4回以降のピッチングは見事でした。西春はちょっと投手陣が弱いイメージがありましたが、尾崎投手のこの経験は大きいですね。エース争いをして切磋琢磨してほしいです。

黎明は選手が15人しかいなかったし、秋季大会で見た時とメンバーが結構変わっていました。まぁ色々事情があうのでしょうが、そういう試しが出来る大会ですし、これから冬を迎えてしっかりと鍛えて、春を目指してほしいですね。