10月10日に熱田球場で行われた市内県立大会の準決勝第2試合、天白−明和の観戦記です。
天白のみ、選手名が分かったので、ちょっといびつな観戦記になっています。

天白
020201000|5 H11 E1
100000000|1 H3 E3
明和

投手成績
天白
丹羽(1) 5回 72球 被安打2 四球3 三振1 失点1
岡本(10) 4回 68球 被安打1 四球1 三振2 失点0
明和
(1) 3回2/3 73球 被安打5 四死球2 三振1 失点4
西巻(17) 2回2/3 34球 被安打1 四球3 三振1 失点1
市川(9) 3回2/3 40球 被安打5 四球0 三振0 失点0

丹羽投手は右のオーバーハンド。先日に引き続き安定したピッチングを披露。
岡本投手は左のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ速い。やや上体に頼っているフォームですけど、球は速い。1年生のサウスポーとしてはすごい球を投げていました。
明和のエースは右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。
西巻投手は左のオーバーハンド。まっすぐはそんなに速くない。フォームが一定で、ちょっと走られやすいかも。
市川投手は右のアンダーハンド。アンダーらしくフライアウトが多かった。

(試合経過)
1回裏、1死満塁から5番がセカンド後方のフライ。サードランナーが思い切ってスタートを切ってホームインし犠牲フライ。明和が先制。
2回表、1死1、2塁から9番丹羽がタイムリー。更に1死2、3塁から1番小川がスリーバントスクイズを成功。天白が逆転。2−1
4回表、2死2塁から1番小川がタイムリー。2死3塁から2番近藤がタイムリー。ここでピッチャー交替、17番。4−1
6回表、1死1、2塁でピッチャー交替、市川。2死2塁から2番近藤がタイムリー。5−1
そのまま天白が逃げ切り決勝戦進出を決めました。

公立高校というのは、外野守備が弱い場合が多く、そこが私学と一番差が出るのですが、天白は外野守備が良くて、鍛えられているな、という印象。それと、3回の2死3塁から明和の4番の一打は素晴らしい右中間よりの大きな当たりだったのですが、センターがその位置にいて正面で捕球。前の試合をしっかりと分析出来ていた証拠ですよね。素晴らしいプレーで、外野守備の良さを際立たせていました。
1番小川、2番近藤選手の活躍が光りました。

あと、2番手の岡本投手にはびっくり。こんな投手が天白の2番手で出てきたことが驚き。1年生ですし、名前は覚えておきたい投手。故障なく伸びてほしいです。

明和は初回に1死満塁からセカンド後方のフライで、取った体勢が悪いとみて、スタートを切って得点。普段からしっかりと準備をしていたから切れたスタートだったと思います。
バッテリーが3番4番。ここが中心となってレベルUPを図ってほしいですね。ミスが失点につながる典型な試合でしたし。

天白は楽しみなチーム。決勝戦も楽しみですが、春は県大会を狙ってほしいですね。