9月18日に神宮球場で行われた東京六大学の2回戦、慶應大−東京大の観戦記です。
慶應大先勝で迎えた2回戦。東大があわやの試合を展開。白熱した試合となりました。

慶應大
010103004|9
301000020|6
東京大

慶應大
岡野、高橋亮、菊地、加藤拓−郡司
東京大
小林、三木、山本俊、柴田−喜入

岡野は左のオーバーハンド。上から投げるフォーム。MAX126
高橋亮は右のオーバーハンド。MAX142
菊地は右オーバーハンド。MAX144
加藤拓は右オーバーハンド。MAX146。プロ注目のピッチャー。連投だったので、本来の出来にはなかったように感じました。
小林は左のオーバーハンド。小柄。MAX130。スローカーブ上手く使う。エース不在の中、しっかりと試合が作れたのは大きいですね。
三木は右アンダーハンド。
山本俊は右オーバーハンド。MAX143。コントロールバラつく。西春出身。
柴田投手は右オーバーハンド。MAX133。緩いカーブで緩急つける。

慶應大
5沓掛 9河合 8柳町 3山本瑛 7岩見 2郡司 4倉田 6照屋 1岡野
東京大
8下雅意 4桐生 6山田 3田口 5山本克 7楠田 2喜入 1小林 9山本修

(試合経過)
1回裏、1死1,3塁から田口の犠牲フライ。更に2死2塁から山本克、楠田の連続長短打。東大が3点先制。
2回表、2死1、2塁からぼてぼてのピッチャーゴロを送球が逸れて記録エラー。その隙にセカンドランナーがホームイン。3−1
3回裏、2死3塁からワイルドピッチで1点。4−1
4回表、先頭の5番山口のソロホームラン。4−2
6回表、無死満塁でピッチャー交代三木。7番倉田へ押し出し四球。8番照屋のショートゴロゲッツー崩れの間に1点で同点。更に代打内田のタイムリーで逆転。尚も四球で1死満塁のところでピッチャー交替、山本俊。ここで連続三振に斬って、1点ビハインドで踏ん張ります。5−4。
7回表、無死1,2塁となったところでピッチャー交替柴田。1死2,3塁となるも後続を断ちます。
8回裏、東大が1死2、3塁から楠田の犠牲フライと8番喜入のタイムリーで逆転。6−5。
9回表、無死1,3塁として、6番郡司のタイムリーで同点。1死2,3塁から8番照屋の三振の際にボールを逸らしてランナーホームイン。9番清水翔が2点タイムリー2ベース。この回4点奪って慶應大が逆転。9−6
慶應大が逆転で勝って勝ち点を上げました。
東大が思った以上にしっかりと打てることに驚きました。慶應大の岡野投手の球威がそんなになかったのもありましたけど、前日ノーヒットノーランを食らったチームとは思えませんでした。その加藤投手から一時は逆転しましたしね。

なかなかイニングをまたぐって大変なんだな、と感じる試合でした。前の回でいい投球をしたリリーフ陣が次の回に捕まるパターンが続きました。

一番見たかった西春高校出身の山本俊投手が見れて嬉しかった。いいピッチングをしてくれましたし。投球練習でばらついていたので正直ヒヤヒヤしながら見ていました。彼を見れたので、行って良かったです。

慶應大は加藤投手以外、頼れるピッチャーがいないんだな、というのが伝わってきました。8回の加藤投入は嫌いな使いかたですね。先勝してるんだから、他のピッチャーに任せばいいのに。あのまま負けてたら、次の試合が大変なことになってたと思いますしね⁉

東大が勝つという歴史的な試合を見たかったです。でも、面白い試合でした。