7月24日に岡崎球場で行われた4回戦、再試合となった豊橋中央−桜丘の観戦記です。
前日は土壇場で豊橋中央が追い付いてから、相譲らず再試合に。連戦となる両校の投手起用を含めて注目して観戦しました。

豊橋中央
201000000|3 H10 E0
000010000|1 H7 E1
桜丘

豊橋中央
本間−長峯
桜丘
原、粕谷−松山

投手成績
豊橋中央
本間(10) 9回 114球 被安打7 四死球3 三振6 失点1
桜丘
原(7) 6回0/3 95球 被安打8 四死球4 三振2 失点3
粕谷(10) 3回 22球 被安打2 四球0 三振2 失点0

本間投手は右のオーバーハンド。上背はそんなにないですが、力強いフォームからまっすぐを投げ込みます。まっすぐはそこそこ速い。コントロールも安定。
原投手は右のオーバーハンド。サード側にステップをして投げ込む。まっすぐはそこそこ速い。2年生。コントロールはややばらついていました。
粕谷投手は右のサイドに近いスリークォーター。まっすぐはなかなか。

(スタメン)
豊橋中央
2長峯 7西脇(16) 3牛田 8榊原 9田上航 5高谷 6木戸 1本間(10) 4木村
桜丘
6中村竜 4金山 7笠原(13) 2松山 1原 9池田(18) 3鈴木 8松崎 5小柳津一

(試合経過)
1回表、1死満塁から5番田上のセカンド後方の当たりを落球(記録タイムリー)。更に6番高谷が粘って押し出し四球。豊橋中央が2点先制。
2回裏、1死から連打で1,2塁とするも、7番鈴木のショート後方のフライをキャッチしランナーが飛び出していてダブルプレー。もったいないプレーになりました。
3回表、1死3塁から6番高谷がタイムリー。3−0。更にヒットとプッシュバントで1死満塁となりますが、9番のショートライナーゲッツーで追加点ならず。
5回裏、無死1塁から7番鈴木がタイムリー2ベース。3−1。しかし8番の初球でバントの構えを引いた時にランナーが飛び出してアウトに。痛いプレーとなりました。
7回表、無死1、2塁でピッチャー交替、粕谷。ここは次打者のバントがキャッチャー前に転がりゲッツーに。
豊橋中央が振り切って勝利。再試合を制しました。
お互いにちょこちょことミスが出て攻めきれない、そんな印象を持つ試合。初回にバタバタして、ほぼ自滅に近い形で2点を失った桜丘が反撃できずに敗戦した、そういう試合でした。

桜丘は上位が出塁できず。淡泊に感じる攻撃も多かった。ビハインドの時は粘り強くプレッシャーをかけたいところですが・・・。
スタメンに2年生が5人。この試合の先発の原投手も2年生。新チームではこの経験を活かしたいところですね。

豊橋中央は先発の本間投手に尽きます。前日延長15回を戦った中で、この試合を一人で完投勝利。エースの宮崎投手や田上投手を休ませたのは大きい。次の日に望みをつないだ形ですし。
打席でも登録は左打席なのですが、途中で右打席に。送りバントは右で、ということのようですが、その時は鮮やかなプッシュバントヒットを決め、4打席目では左打席でセーフティバント。(記録エラー)この試合の流れを持っていましたね。
6番高谷選手は1年生ながらヒット2本に2打点。素晴らしい活躍でした。新チーム以降も楽しみです。