7月17日に岡崎球場で行われた2回戦第2試合、愛知工−刈谷の観戦記です。
学校の統合により、2,3年生16人だけで挑んでいる愛知工。2年生は7人だけなので、単独チームとしては最後の夏と思われる大会で、1回戦を見事勝って2回戦へ。強豪の刈谷相手にどういう戦いを見せるかに注目して観戦しました。
愛知工
020000400|6 H9 E2
10113200X|8 H11 E2
刈谷
愛知工
及川、落合、篠原、及川−新家
刈谷
澁木、石川龍−石田
投手成績
愛知工
及川(1) 3回 73球 被安打1 四死球6 三振2 失点2
落合(7) 2回1/3 44球 被安打8 四球0 三振1 失点6
篠原(11) 1/3 12球 被安打0 四死球2 三振1 失点0
及川(1) 2回1/3 42球 被安打2 死球1 三振3 失点0
刈谷
澁木(6) 2回1/3 43球 被安打5 死球1 三振0 失点2
石川龍(1) 6回2/3 86球 被安打4 四球1 三振7 失点4
及川投手は左のスリークォーター。まっすぐはそんなに速くない。球威はそんなにないものの、内外を広く使って相手バッターを翻弄し打ち取る。粘り強いピッチングが光りました。またセカンドに入る時は右。珍しい両投げの選手です。
落合投手は右投げ。スリークォーター、サイドハンド、アンダーと投げ方を変えてかわすピッチャー。まっすぐはぼちぼち。
篠原投手は右のオーバーハンド。ひじを一旦肩の上でセットして投げ込むフォーム。まっすぐはそこそこ。2年生ですし、まだ伸びそうなピッチャー。
澁木投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。まっすぐを捉えられる場面が多かった。
石川投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。球威は澁木投手と変わらないのですが、コントロールよく低めにボールが集まって、ゴロや空振りが取れる。さすがエースというピッチングを披露。
(スタメン)
愛知工
2新家 6北川 8若杉 9中川 1及川 3加藤 7鈴木(10) 5山下 4古市
刈谷
1澁木(6) 8中地 3中島 6石川龍(1) 2石田 7相澤 9渡邊(18) 4飛川 5福井
(試合経過)
1回裏、2死1、3塁からダブルスチール成功。刈谷が先制。
2回表、1死2塁から7番鈴木がタイムリー3ベース。8番山下がタイムリー。愛知工逆転。2−1
3回表、1死1塁でピッチャー交替、石川龍。
3回裏、1死満塁から6番相澤のところでスクイズ成功。(記録野選)2−2
4回裏、2死3塁から3番中島がタイムリー。刈谷が逆転。3−2
5回裏、1死2、3塁から8番飛川が2点タイムリー3ベース。2死3塁からタイムリーエラー。6−2
6回裏、1死満塁でピッチャー交替、篠原。三振の球を弾く間にランナーホームイン。2死満塁から9番福井が押し出し四球。ここでピッチャー交替、及川。8−2
7回表、1死1、3塁からタイムリーエラー。更に2死満塁から5番及川のタイムリー内野安打。6番加藤の2点タイムリー。8−6
刈谷が愛知工を振り切りました。
学校の統合により、2,3年生16人だけで挑んでいる愛知工。2年生は7人だけなので、単独チームとしては最後の夏と思われる大会で、1回戦を見事勝って2回戦へ。強豪の刈谷相手にどういう戦いを見せるかに注目して観戦しました。
愛知工
020000400|6 H9 E2
10113200X|8 H11 E2
刈谷
愛知工
及川、落合、篠原、及川−新家
刈谷
澁木、石川龍−石田
投手成績
愛知工
及川(1) 3回 73球 被安打1 四死球6 三振2 失点2
落合(7) 2回1/3 44球 被安打8 四球0 三振1 失点6
篠原(11) 1/3 12球 被安打0 四死球2 三振1 失点0
及川(1) 2回1/3 42球 被安打2 死球1 三振3 失点0
刈谷
澁木(6) 2回1/3 43球 被安打5 死球1 三振0 失点2
石川龍(1) 6回2/3 86球 被安打4 四球1 三振7 失点4
及川投手は左のスリークォーター。まっすぐはそんなに速くない。球威はそんなにないものの、内外を広く使って相手バッターを翻弄し打ち取る。粘り強いピッチングが光りました。またセカンドに入る時は右。珍しい両投げの選手です。
落合投手は右投げ。スリークォーター、サイドハンド、アンダーと投げ方を変えてかわすピッチャー。まっすぐはぼちぼち。
篠原投手は右のオーバーハンド。ひじを一旦肩の上でセットして投げ込むフォーム。まっすぐはそこそこ。2年生ですし、まだ伸びそうなピッチャー。
澁木投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。まっすぐを捉えられる場面が多かった。
石川投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。球威は澁木投手と変わらないのですが、コントロールよく低めにボールが集まって、ゴロや空振りが取れる。さすがエースというピッチングを披露。
(スタメン)
愛知工
2新家 6北川 8若杉 9中川 1及川 3加藤 7鈴木(10) 5山下 4古市
刈谷
1澁木(6) 8中地 3中島 6石川龍(1) 2石田 7相澤 9渡邊(18) 4飛川 5福井
(試合経過)
1回裏、2死1、3塁からダブルスチール成功。刈谷が先制。
2回表、1死2塁から7番鈴木がタイムリー3ベース。8番山下がタイムリー。愛知工逆転。2−1
3回表、1死1塁でピッチャー交替、石川龍。
3回裏、1死満塁から6番相澤のところでスクイズ成功。(記録野選)2−2
4回裏、2死3塁から3番中島がタイムリー。刈谷が逆転。3−2
5回裏、1死2、3塁から8番飛川が2点タイムリー3ベース。2死3塁からタイムリーエラー。6−2
6回裏、1死満塁でピッチャー交替、篠原。三振の球を弾く間にランナーホームイン。2死満塁から9番福井が押し出し四球。ここでピッチャー交替、及川。8−2
7回表、1死1、3塁からタイムリーエラー。更に2死満塁から5番及川のタイムリー内野安打。6番加藤の2点タイムリー。8−6
刈谷が愛知工を振り切りました。
正直、試合前は刈谷が強いし、愛知工はコールド回避出来れば上出来かな、なんて思っていたのですが、実際コールド間際までいきながらそこからの反撃は見事で、感動を覚える戦いでした。
単独チームで出られる最後の夏かもしれない大会。そこに確かな爪痕を残したのはほんとにすばらしかった。
チームの戦い方も一貫していて、1点リードのところで1死2、3塁で前進守備を取らないとか、割り切った戦い方が僕は好きでしたね。
それに選手も良く応えたと思いますし、とにかく崩しにかかる刈谷の攻撃を崩されずに戦い抜いたことが賞賛に値します。
7回の攻撃はいい当たりは正直なかったのですが、それで点が入るあたり、野球の神様が助けてくれたのかなって。
こういう試合を見せてくれた愛知工ナインに拍手です。
刈谷としては、もっと楽に勝ちたかったところでしょうけど、中盤しっかりと追加点を奪っていくあたりは、さすがとしか言いようがない戦いぶりでした。ほんとはエースの石川龍投手の余力をもっと残したかったでしょうけど、スパッと替えるあたりがさすがです。
野球の質の高さはさすが。ちょっと7回はバックが足を引っ張る形になったので、次の試合以降は守備でリズムを作ってエースを助けたいところですね。
単独チームで出られる最後の夏かもしれない大会。そこに確かな爪痕を残したのはほんとにすばらしかった。
チームの戦い方も一貫していて、1点リードのところで1死2、3塁で前進守備を取らないとか、割り切った戦い方が僕は好きでしたね。
それに選手も良く応えたと思いますし、とにかく崩しにかかる刈谷の攻撃を崩されずに戦い抜いたことが賞賛に値します。
7回の攻撃はいい当たりは正直なかったのですが、それで点が入るあたり、野球の神様が助けてくれたのかなって。
こういう試合を見せてくれた愛知工ナインに拍手です。
刈谷としては、もっと楽に勝ちたかったところでしょうけど、中盤しっかりと追加点を奪っていくあたりは、さすがとしか言いようがない戦いぶりでした。ほんとはエースの石川龍投手の余力をもっと残したかったでしょうけど、スパッと替えるあたりがさすがです。
野球の質の高さはさすが。ちょっと7回はバックが足を引っ張る形になったので、次の試合以降は守備でリズムを作ってエースを助けたいところですね。