4月23日に小牧球場で行われた岡崎城西−愛知啓成の2回戦の観戦記です。
ちょっと低迷しているイメージの愛知啓成。1つ勝って2回戦に上がってきた岡崎城西とどういう試合をするかに注目して観戦しました。

岡崎城西
000120000|3 H11 E1
01300000X|4 H6 E0
愛知啓成

岡崎城西
本間、杉浦−木村
愛知啓成
鈴木駿、三田村−梅林

投手成績
岡崎城西
本間(11) 3回 49球 被安打3 四死球3 三振0 失点4
杉浦(1) 5回 63球 被安打3 四球0 三振0 失点0
愛知啓成
鈴木駿(9) 4回0/3 被安打7 四球3 三振3 失点3
三田村(1) 5回 89球 被安打4 四球2 三振6 失点0

本間投手は左のトルネード左腕。スリークォーター。ダイナミックなフォームでまっすぐはなかなか。上で見てみたいピッチャー。
杉浦投手は右のサイドハンド。まっすぐはそこそこ。打たせてとるピッチャー。
鈴木駿投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。体格がしっかりしている。
三田村投手は右のオーバーハンド。やわらかいフォームでまっすぐはそこそこ速い。

岡崎城西
5稲垣 8村岡 4高柳 9石原 6長野 7高木 3有島 1本間 2木村
愛知啓成
6前畑(13) 4長尾 1鈴木駿(9) 3富川 7山内 5松浦 9森本(17) 2梅林 8福田

(試合経過)
2回表、1死満塁のチャンスを作るも9番1番が倒れ先制ならず。
2回裏、2死3塁から8番梅林がタイムリー。啓成が先制。
3回裏、1死2、3塁から4番富川がレフトの場外に消える3ランホームラン。4−0
4回表、2死3塁から9番木村がタイムリー。4−1
5回表、無死1、3塁でピッチャー交替、三田村。替わりっぱな5番長野がタイムリー。無死1、3塁から6番の併殺打の間に1点。4−3
岡崎城西は6回に1死1,2塁、7回に1死3塁のチャンスを活かせず。
愛知啓成も6回裏、1死1,3塁からセーフティスクイズを仕掛けるもホームアウトに。
結局、愛知啓成が逃げ切りました。


愛知啓成は4番富川の一振りが大きかった。打球も場外でしたけど、もらったチャンス(死球と野選のランナー)を活かしたということで、流れが大きく啓成に来た形になりました。
ただ、それ以降、6回に1死1,3塁でセーフティスクイズを失敗するなど、攻めきれず苦戦。このあたりが戦いぶりが物足りなく感じる要因かと思います。
投手も三田村投手がよくしのぎましたが、圧倒する球威はない。ただ、ピンチでも冷静に投げられるあたりはさすがでしたね。経験値が高い印象です。

岡崎城西もあと一本が出ず。5回は1点返し尚も無死1,3塁でゲッツー。6回も1死1,2塁、7回も1死3塁とチャンスだったんですけどね。
本間投手は去年のエースの石川投手にも負けない球威を持っている左腕なんですけどね。意外と当てられていたから見やすいのかなぁ。でもいいものは持っているピッチャー。
チャンスをどう活かすか。ベンチワークも含めて、夏までに形を作ってほしいですね。