11月22日に豊田球場で行われた1年生大会の決勝戦、愛知黎明−至学館の観戦記です。
今年の1年生大会は1試合のみの観戦となってしまいました。1回裏からの観戦です。

愛知黎明
010110420|9 H21 E1
200000100|3 H6 E1
至学館

愛知黎明
和気−横井
至学館
新美、川口、脇、宮地−井口

投手成績
愛知黎明
和気(1) 9回 105球 被安打6 四死球5 三振3 失点3
至学館
新美(1) 3回2/3 47球 被安打7 四球0 三振1 失点2
川口(10) 3回 52球 被安打9 四球1 三振2 失点5
脇(11) 2/3 21球 被安打4 四球0 三振0 失点2
宮地(12) 1回2/3 20球 被安打1 四球0 三振1 失点0

和気投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。1球1球気持ちを込めて投げ込んでいました。
新美投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。
川口投手は左のサイドハンド。まっすぐはそんなに速くない。右バッターへの投球が課題。
脇投手は左のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。
宮地投手は右のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。

スタメン
愛知黎明
2横井 7桜井 6蓬莱 3國田 8尾宅 9伊東 1和気 4角田 5池田(12)
至学館
9大谷(8) 8藤原(17) 5鎌倉 2井口 3岩井 7定塚 1新美 4花岡 6藤原大

(試合経過)
1回裏、1死満塁から5番岩井のところでスクイズ成功(記録犠打エラー)。更に1死満塁から6番定塚のセカンドゴロの間に1点。至学館が2点先制。
2回表、1死1、3塁から9番池田がタイムリー。2−1
4回表、1死2、3塁から9番池田が2打席連続となるタイムリー。ここでピッチャー交替、川口。2−2
5回表、2死2塁から5番尾宅がタイムリー。黎明が逆転。3−2
7回表、1死2、3塁から5番尾宅がショートの後方に落ちるタイムリー。1死満塁から7番和気がタイムリー。2死満塁から9番池田が2点タイムリー。ここでピッチャー交替、脇。7−2
7回裏、1死2、3塁から2番藤原がスクイズ成功。7−3
8回表、無死1、2塁からの送りバントを悪送球。2塁ランナーホームイン。1死2、3塁から6番伊東がタイムリー。ここでピッチャー交替、宮地。9−3
試合終了。愛知黎明が21安打を放ち快勝。1年生大会優勝。
黎明はヒット21本を記録。良く打ちました。
早いカウントからどんどん打っていく積極的な打撃がこれだけのヒット数につながった印象。
9番の池田選手は5打数4安打4打点の大活躍。背番号が12でサードに入っていたということは本職ではないのかもしれませんが、これだけの打撃を見せられるとまた使いたくなるでしょうね。

21本放った打撃が目立ちましたが、愛知黎明の守備陣の球際の強さが光りました。結構難しい打球とかあったのですが、必死に食らいついて打球をさばく。これが至学館の攻撃を抑えた形でしたね。
投手が基本打たせて取るタイプですので、これからもしっかりと練習して磨いていってほしいです。

至学館は初回に1死満塁から相手のミスもありながら2点でとどまったあたりが結果的に響いたかな?ダブルスチールなど、これまでのチームが得意としてきた戦法が上手くいかなかったあたりはまだまだこれから磨く部分なんんでしょうね。

例年投手の質がいい印象ですが、このチームではとびぬけた感じがなかった。それでもベンチ前でキャッチボールしていた16番の子がいいボールを投げていたし、これから出てくる子もいるんでしょうね。

4番キャッチャー井口選手は2安打で全打席出塁。彼を中心に1年後にどんなチームになっているか、また注目したいですね。