9月23日に松阪球場で行われた三重−津商の準決勝第2試合の観戦記です。
6回表までの観戦記となります。

三重
0002012004|9
0000010310|5
津商
(延長10回)
三重
斉藤(1)−藤田
津商
安江(20)、澤田(11)、池内(1)−葛西

三重の斉藤投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。力投型。
安江投手は左のオーバーハンド。小柄でずんぐり。まっすぐはそこそこ。力投型。はっきりと分かる1バウンドが多かった。
澤田投手も左のオーバーハンド。少し1塁側から投げるフォーム。まっすぐはそこそこ。コントロールがアバウト。
池内投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。

スタメン
三重
4北出(5) 5伊勢谷(14) 9瀧本 3大川(20) 8岩崎 6河村 2藤田 7高坂(16) 1斉藤
津商
9高橋 8栗谷 5小河内 4松葉 6江川 7五十子 3山口 1安江(20) 2葛西

(試合経過)
2回表、5番岩崎の2ベースを足がかりに1死満塁のチャンスでしたが、1塁ゴロでホーム封殺。1番がセンターフライでチャンスを活かせず。
4回表、2死1、2塁から9番斉藤がタイムリー。1番北出がセンター前のフライでグラブに当てながら取りきれずタイムリー2ベースに。三重が2点先制。
6回表、1死満塁から2番伊勢谷が犠牲フライ。3−0
6回表終了時に球場を後にしました。

三重が延長戦で津商を振り切り、東海大会進出を決めました。
津商は甲子園にでたメンバーも何人か残り、内野を中心に良く鍛えられているな、と感じました。ただ、4回表の2点タイムリーはセンターが追いつけた当たりでしたので、ちょっともったいなかった。
投手陣が大黒柱が抜け、この日も継投。澤田投手、池内投手は1年生ですし、なかなか楽しみな投手ですので、成長を期待したいですね。
試合を途中まで見ていた状況ですけど、もつれる力はあるな、と思いましたし、その通り終盤追いつく粘りは見事でしたね。3位は逃しましたが、春がまた楽しみです。

三重は6回までで3点を上げましたが、相手のミスなどに助けられた印象。それほど頭抜けた印象は感じませんでした。
エースの斉藤投手を中心にどこまで失点を防いで戦えるか。東海大会での鍵になりそうです。