7月26日に豊橋球場で行われた第2試合、半田−愛工大名電の観戦記です。
前評判が高く、前日に愛知に大勝した名電に、半田がどこまで迫れるか、に注目して観戦しました。

半田
00000000|0 H4 E1
13010002|7 H9 E1
愛工大名電
(8回コールド)
半田
竹内、鳥居、大江−船坂
愛工大名電
櫻木、藤村、福本−山崎

半田
竹内(1) 2回 49球 被安打3 四死球4 三振0 失点4
鳥居(10) 4回 57球 被安打3 四球2 三振1 失点1
大江(11) 1回0/3 29球 被安打3 四球3 三振0 失点2
愛工大名電
櫻木(10) 6回 62球 被安打4 四球0 三振3 失点0
藤村(11) 1回 13球 被安打0 四球1 三振1 失点0
福本(1) 1回 12球 被安打0 四球0 三振2 失点0

竹内投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ速い。コントロールに苦しみました。
鳥居投手は右のサイドハンド。まっすぐはそんなに速くない。丁寧に投げて名電打線を翻弄しました。
大江投手は左のオーバーハンド。まっすぐはそんなに速くない。前へ倒れるフォーム。1年生。
櫻木投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。うたせて取るピッチングができていました。
藤村投手は左のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ速い。いいボールを投げていました。

スタメン
半田
5菅 4市川 2船坂 3勝埼 7大岩 1竹内 9関谷(17) 6堀崎 8籾山
愛工大名電
7毛利 6中村 8武藤 3西脇 9三輪 5高橋 2山崎 1櫻木(10) 4木附

(試合経過)
1回表、先頭の菅のヒットを足がかりに1死2塁のチャンスを作るも3番4番で得点ならず。
1回裏、2死1、3塁から5番三輪がタイムリー。名電が先制。
2回表、先頭の大岩のヒットから1死2塁で7番関谷のレフトへ抜けるかというあたりをショートが好捕してサードに投げる好判断でアウトに。その直後にヒットが出ただけに大きなプレーになりました。
2回裏、2死2、3 塁からワイルドピッチで1点。1番毛利がレフトへ2ランホームラン。4−0
4回裏、1死3塁から2番中村のところでセーフティースクイズ成功。5−0
8回裏、無死満塁から3番武藤が2点タイムリー2ベースでコールド成立。
名電が勝ちました。
半田としては、初回、2回とチャンスを作ったものの、名電のショート中村選手の好プレーもあって得点できず。ここが最大のチャンスだっただけに、惜しかったですね。
竹内投手が本来の調子じゃなかったですし、マウンドを降りた後、外野に入らなかったことを思うと、どこか良くなかったんでしょうね。
そんな中2番手で投げた鳥居投手はすばらしかった。名電打線を1点に抑えましたからね。
5番の大岩選手、3番手で投げた大江選手は1年生。大岩選手はヒットを放ち、大江投手も7回は満塁のピンチをしのぐなど、大きな経験をしました。これを秋に活かしてほしいです。

名電は毛利選手の2ランが逆方向に文句なしのあたり。ちょっとものが違う、というのを見せました。4番の西脇選手とともに、スラッガーとして、今後も期待したい選手ですね。
6番の高橋選手が3安打1四球と全打席出塁。2年生ですし、今後も楽しみ。
決勝で悔しい負け方をした名電。藤村投手も残るし、新チームも力のあるチームとなりそう。
フルスイングのチームでしたが、新チームがどうなるか、注目ですね。