7月22日に小牧球場で行われた第2試合、緑丘商−小牧の観戦記です。
どちらも今のチームになってからは初見のチーム。緑丘商は昨年の夏大や今年の大会でも終盤での逆転劇が多く、この試合でもそれがあるために、最後まで気の抜けない試合となりました。

緑丘商
000000002|2 H6 E1
00100020X|3 H9 E0
小牧

緑丘商
安井−大塚
小牧
巴−岩田

投手成績
緑丘商
安井(1) 8回 119球 被安打9 四球3 三振4 失点3
小牧
巴(1) 9回 123球 被安打6 四死球3 三振4 失点2

安井投手は左のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。1年ぶりでしたが、体もしっかりとしていて、成長していました。
巴投手は左のオーバーハンド。上背がありしっかりとした体格で、重そうな球を投げてきます。まっすぐはまぁまぁ。2年生ですので、秋以降も楽しみなピッチャー。

緑丘商
8酒井 5西岡(15) 1安井 3竹舎(5) 7濱田 9松田 2大塚 6後藤 4桑野
小牧
6林 4山本 9吉田 5崎野 3丹羽 8菱川 2岩田 1巴 7宮澤(19)

(試合経過)
2回裏、2死2塁から連続四球で満塁まで行くも9番が初球を打ちショートゴロ。先制ならず。
3回裏、2死2塁から4番崎野がタイムリー。小牧が先制。
3回〜6回まで得点圏にはランナーを進めるも得点が奪えない緑商。
小牧も4回、5回とチャンスを作るも得点ならず。
7回裏、1死満塁から4番崎野が2点タイムリー。3−0
9回表、1死から、4番竹舎のややラッキーな2ベースから死球とヒットで満塁。ここから7番大塚がタイムリー。更に8番後藤の2ゴロの間に1点。尚も2死2,3塁のチャンスでしたが、9番がショートライナーに倒れ、試合終了。小牧が逃げ切りました。

中盤まではどちらもチャンスがありながら、得点は小牧が3回に崎野選手のタイムリーで上げた1点だけ。
五分五分の流れで追加点はまたも4番の崎野選手。この日は全打点を上げ、3安打。見事な4番の活躍でした。

小牧は巴投手がびっくりしました。こういうピッチャーがまだまだ見たことがないと。やっぱり尾張地区でも色々アンテナ張っておかないと、と改めて実感。好左腕ですし、2年生ですので、まだまだ秋以降も楽しめる。いいピッチャーですね。

緑丘商は昨年の夏も逆転逆転で4回戦まで勝ちあがり、今年も、1,2回戦で終盤逆転劇。こういうチームは最後まであきらめないでしょうし、今日もなにか起こすか、と思ったら9回に2点取ってあわやの場面を作る。最後のショートライナーもいい当たりだったので、少しでもずれていたら・・・。でもナイスゲームでした。
去年はエラーで崩れての敗戦でしたが、今年はエラーはあったものの、ヒット性のあたりだったので、大きなミスはなし。昨年からのエース安井投手の活躍はあったものの、県大会にも秋春と出て、地力の高さを証明してきました。
下級生の多いチームですし、エースが抜けますが、こういう粘りという経験を活かして秋以降もいいチームを作ってほしいですね。

お互いにミスが少なく、引き締まった好ゲームでした。