7月19日に熱田球場で行われた第3試合、日進西−成章の観戦記です。
東三河の強豪成章に対し、春に一度見た際になかなか力のあるところを見ていたので、どこまで善戦出来るかに注目して観戦しました。

日進西
0000000|0 H0 E1
120310X|7 H12 E0
成章

日進西
豊田−山田
成章
井口、浜口−山本

投手成績
日進西
豊田(1) 6回 124球 被安打12 四球5 三振4 失点7
成章
井口(1) 6回 80球 被安打0 四死球5 三振3 失点0
浜口(10) 1回 21球 被安打0 四球2 三振0 失点0

豊田投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。スライダーのキレはいい。ただコントロールにやや苦しみました。
井口投手は右のスリークォーター。やや変則で、サイドハンドのような身体の使い方で投げ込んできます。まっすぐはなかなか。
浜口投手は左のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。

スタメン
日進西
7田崎 5須賀 6岡田 2山田 3小川 8坂谷 1豊田 9矢村 4石川
成章
5片桐 6石原 3鈴木 2山本 9合田(16) 7小林 8神谷 1井口 4宇野

(試合経過)
1回裏、1死満塁から5番合田がレフトライナーを放ち犠牲フライに。成章が先制。
2回裏、1死満塁から3番鈴木が粘って押し出し四球。更に4番山本がタイムリー。3−0
4回表、先頭が死球で出て、送ってチャンスを作るも、後が続かず、得点なし。
4回裏、2死2、3塁から5番合田、6番小林、7番神谷の3連続タイムリー。6−0
5回裏、2死2塁から3番鈴木がタイムリー。7−0
日進西も3回以外は毎回四死球でランナーを出すも結局ヒットは1本も放てず。成章が7回コールドで勝ちました。

日進西は3回以外は毎回ランナー。得点圏に進めることも4度。なので、参考記録でノーヒットノーラン(しかも継投)をやられた、という感覚はなかったかもしれません。
割と積極的にいく打線なのですが、そういう意味で荒れ気味だったピッチャーとの相性は良くなかったかも。
守備では球際の弱さを感じました。普段から活きた打球やノックをうけると改善出来るんでしょうけどね。積み重ねが大事だと思います。

成章はあまりバントを使わず、初回の無死1塁からバスターを仕掛けるなど、足を絡めての積極的な攻撃が光りました。エンドランは確かに多かった印象がありますが、バントも多かった気がするので、ちょっとイメージが変わったかな?
打線は良く振れていました。四球も多く、甘い球の見極めが出来ていた印象です。
井口投手は程よく荒れて打ちにくかった印象。四球は減らしたいところですけど、それも長所かな。強いボールを投げて打ち取って行きたいですね。