7月19日に熱田球場で行われた第2試合、惟信−瑞陵の観戦記です。
どちらも名古屋の公立。事前に力のあるチームというのはわかっていたので、好ゲームを期待して観戦しました。

惟信
000001100|2 H8 E0
00100030X|4 H9 E0
瑞陵

惟信
太田−島野
瑞陵
安藤−坂神

投手成績
惟信
太田(1) 8回 127球 被安打9 四球7 三振3 失点4
瑞陵
安藤(1) 9回 112球 被安打8 四死球6 三振3 失点2

太田投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。プレートを1塁側を踏む。オーバーハンドでは珍しい位置ですね。コントロールはアバウトなタイプ。
安藤投手は左のオーバーハンド。とにかく変化球がこの日は多かった。

スタメン
惟信
2島野 8吉野 1太田 7鎌田 4加藤 5山口 9松田 3森山 6恩田
瑞陵
8坂井(6) 4梶野 9関山(8) 3中島 1安藤 5古田 2坂神 6加藤大(9) 7北道

(試合経過)
1回表、2死1,2塁、2回表、2死満塁とチャンス作るも惟信は活かせず。
3回裏、1死1、3塁から3番関山が犠牲フライ。瑞陵が先制。尚も2死満塁と攻めるも6番が倒れ1点どまり。
6回表、1死2塁から6番山口が3塁線を襲い、サードが弾き外野方向に逸れる間にランナー返りタイムリー。同点。
7回表、2死2塁から2番吉野がセンターオーバーのタイムリー2ベース。惟信が逆転。2−1
7回裏、1死満塁から4番中島が逆転となる2点タイムリー。1死2、3塁からワイルドピッチでホームイン。4−2
9回表、惟信も粘りを見せ、2死1塁から1番島野が粘って四球を奪い、ここまで当たっていた吉野がヒットを放ち満塁。一打同点のチャンスを作るも3番太田が倒れゲームセット。瑞陵が逆転勝利を収めました。

お互いにランナーは出すものの後一本がなかなか出ずに重い展開。
そんな中、勝ち越された直後の7回裏のチャンスで4番の中島選手がしっかりと仕留めてくれました。外の変化球を上手くライト線へ運ぶ技ありの打撃。見事でした。
安藤投手が変化球が多かった意図は分かりませんが、次の試合を意識して、の投球だったならすごいですね。

瑞陵はスタメンから4人、新チームに残ります。キャッチャーの坂神選手は肩が素晴らしいですし、ピッチャー次第で強くなりそうです。秋からも期待ですね。

惟信も大きなミスも無く、力は出し切った一戦に思いました。8番の森山選手が3安打1四球と全打席出塁。守備では、1,2塁間の当たりで、2塁手に任せるスルーを決めてましたが(笑)、奮闘が素晴らしかった。
太田投手も良く踏ん張っていたのですが・・・。四球の多さが痛かった。ただ、どちらも多かったですけどね。

惟信もここ2年くらい、力をつけてきている印象。新チームも楽しみですね。