7月13日に豊中ローズ球場で行われた第1試合、金光大阪−市岡の観戦記です。
前評判など何も分からず、ただ、金光大阪は昔甲子園に出たことがあるから、今でも強いんだろうな、相手に市岡ってよく分からないけど、善戦出来たらいいな、そんな感じで行きました。
後から市岡が甲子園に21度も出ている名門って知って驚いたんですけどね・・・。
しかしすごい試合になりました。
金光大阪
101000003|5 H13 E3
200000020|4 H4 E1
市岡
金光大阪
末友、川越−上岡
市岡
田島−菱川
投手成績
金光大阪
末友(1) 8回0/3 141球 被安打4 四死球10 三振2 失点4
川越(11) 1回 12球 被安打0 四球0 三振0 失点0
市岡
田島(1) 9回 132球 被安打13 四死球4 三振0 失点5
末友投手は右のオーバーハンド。投げ下ろすフォーム。まっすぐはまぁまぁ速い。2年生。守備のときの動きが悪く、送球も緩慢。
川越投手は右のサイドハンド。3年生。
田島投手は右の変則スリークォーター。まっすぐはあんまり速くない。低めを突いて打たせてとる。
金光大阪
8藤田 9小山 3井上 5金馬 2上岡 4米澤 7木下(13) 6野村(20) 1末友
市岡
9齋藤(19) 4與倉 3久保田 2菱川 8峯崎 1田島 7中谷 6田中謙(16) 5森下(17)
(試合経過)
1回表、1死3塁から3番井上が上手く左中間へ運びタイムリー2ベース。金光大阪が先制。
1回裏、1死1塁からエンドランを仕掛けピッチャーゴロ、セカンドへ投げるも間に合わずオールセーフに。さらに四球で満塁となり、5番峯崎の速いセカンドゴロをトンネルしエラーで2者生還。市岡が逆転。2−1
3回表、2死走者なしから連打と四球で満塁とし、7番木下がタイムリー。同点。
4回表、1死1,2塁のチャンスを作るも3番が併殺打。チャンスを活かせず。
4回裏、先頭がエラーで無死2塁。ここでバスターを選択も前に来た1塁手がゴロを取って3塁に投げ封殺。金光大阪が守備で踏ん張ります。
6回はお互いにいい守備もあってピンチを防ぐ。
7回表、先頭の小山がヒットで出て、3番井上のバントをピッチャーがお手玉しエラー。4番が送って、1死2,3塁となり5番上岡を迎えますが、ここはピッチャーが強気でインコースを攻めてキャッチャーフライ。6番もレフトフライに打ち取ります。
8回表、先頭がセカンドの好プレイも内野安打に。ここで代走を出して勝負をかけるも、盗塁をキャッチャーが刺してピンチを脱出。
8回裏、先頭のピッチャーの田島が絶妙なバントヒットで出塁。7番中谷もバントで上手く打球を殺し、自らもセーフとなり1,2塁。次のバッターが三振の後、代打田中涼が四球を選び1死満塁に。ここでスクイズを仕掛けバッター空振りもランナーがそれぞれ戻りアウトを取れず。そこから結局押し出し四球で市岡が勝ち越し。更に2番與倉が犠牲フライで加点。4−2
9回表、先頭が倒れた後、2番小山のあたりは1,2塁間。セカンドが捌くも1塁手もベースを離れてしまい、送球間に合わず内野安打に。3番井上もヒットで繋ぎ1死1,2塁。ここで4番金馬はセンターへヒット。2塁ランナーはホーム狙えそうなタイミングで回るもコーチャーが止めようとして、ランナーを触ってしまい、肉体的援助でランナーアウトの判定となり、2死1、2塁。ここで5番上岡が打った瞬間入ると分かる大きな逆転3ラン!金光大阪が土壇場で大逆転。5−4
9回裏、金光大阪の末友は疲れからかボールが上ずり、先頭に四球を出し、続く峯崎にも3ボールナッシングになったところでピッチャー交替、川越。結局四球となり、無死1,2塁。バント失敗で1死1,2塁。代打池澤がセカンドゴロゲッツー崩れで2死1,3塁。代打水元が粘り、盗塁もあって2死2、3塁からショートゴロは少しイレギュラーをするもショートの宇須が冷静に捌き、金光大阪が逆転勝利。
前評判など何も分からず、ただ、金光大阪は昔甲子園に出たことがあるから、今でも強いんだろうな、相手に市岡ってよく分からないけど、善戦出来たらいいな、そんな感じで行きました。
後から市岡が甲子園に21度も出ている名門って知って驚いたんですけどね・・・。
しかしすごい試合になりました。
金光大阪
101000003|5 H13 E3
200000020|4 H4 E1
市岡
金光大阪
末友、川越−上岡
市岡
田島−菱川
投手成績
金光大阪
末友(1) 8回0/3 141球 被安打4 四死球10 三振2 失点4
川越(11) 1回 12球 被安打0 四球0 三振0 失点0
市岡
田島(1) 9回 132球 被安打13 四死球4 三振0 失点5
末友投手は右のオーバーハンド。投げ下ろすフォーム。まっすぐはまぁまぁ速い。2年生。守備のときの動きが悪く、送球も緩慢。
川越投手は右のサイドハンド。3年生。
田島投手は右の変則スリークォーター。まっすぐはあんまり速くない。低めを突いて打たせてとる。
金光大阪
8藤田 9小山 3井上 5金馬 2上岡 4米澤 7木下(13) 6野村(20) 1末友
市岡
9齋藤(19) 4與倉 3久保田 2菱川 8峯崎 1田島 7中谷 6田中謙(16) 5森下(17)
(試合経過)
1回表、1死3塁から3番井上が上手く左中間へ運びタイムリー2ベース。金光大阪が先制。
1回裏、1死1塁からエンドランを仕掛けピッチャーゴロ、セカンドへ投げるも間に合わずオールセーフに。さらに四球で満塁となり、5番峯崎の速いセカンドゴロをトンネルしエラーで2者生還。市岡が逆転。2−1
3回表、2死走者なしから連打と四球で満塁とし、7番木下がタイムリー。同点。
4回表、1死1,2塁のチャンスを作るも3番が併殺打。チャンスを活かせず。
4回裏、先頭がエラーで無死2塁。ここでバスターを選択も前に来た1塁手がゴロを取って3塁に投げ封殺。金光大阪が守備で踏ん張ります。
6回はお互いにいい守備もあってピンチを防ぐ。
7回表、先頭の小山がヒットで出て、3番井上のバントをピッチャーがお手玉しエラー。4番が送って、1死2,3塁となり5番上岡を迎えますが、ここはピッチャーが強気でインコースを攻めてキャッチャーフライ。6番もレフトフライに打ち取ります。
8回表、先頭がセカンドの好プレイも内野安打に。ここで代走を出して勝負をかけるも、盗塁をキャッチャーが刺してピンチを脱出。
8回裏、先頭のピッチャーの田島が絶妙なバントヒットで出塁。7番中谷もバントで上手く打球を殺し、自らもセーフとなり1,2塁。次のバッターが三振の後、代打田中涼が四球を選び1死満塁に。ここでスクイズを仕掛けバッター空振りもランナーがそれぞれ戻りアウトを取れず。そこから結局押し出し四球で市岡が勝ち越し。更に2番與倉が犠牲フライで加点。4−2
9回表、先頭が倒れた後、2番小山のあたりは1,2塁間。セカンドが捌くも1塁手もベースを離れてしまい、送球間に合わず内野安打に。3番井上もヒットで繋ぎ1死1,2塁。ここで4番金馬はセンターへヒット。2塁ランナーはホーム狙えそうなタイミングで回るもコーチャーが止めようとして、ランナーを触ってしまい、肉体的援助でランナーアウトの判定となり、2死1、2塁。ここで5番上岡が打った瞬間入ると分かる大きな逆転3ラン!金光大阪が土壇場で大逆転。5−4
9回裏、金光大阪の末友は疲れからかボールが上ずり、先頭に四球を出し、続く峯崎にも3ボールナッシングになったところでピッチャー交替、川越。結局四球となり、無死1,2塁。バント失敗で1死1,2塁。代打池澤がセカンドゴロゲッツー崩れで2死1,3塁。代打水元が粘り、盗塁もあって2死2、3塁からショートゴロは少しイレギュラーをするもショートの宇須が冷静に捌き、金光大阪が逆転勝利。
こんなにすごい試合に出会えるとは・・・。僕の観戦運に感謝したい、そんな気持ちにさせてもらえる試合でした。
もう出来る限り試合経過に内容は詰め込みました。少しでも試合の興奮が伝われば・・・。そんな気持ちです。
球場の盛り上がりもものすごく、ほんとに1球1打にスタンドが一喜一憂。夏の盛り上がりのすごさも改めて実感しました。
市岡はチームとして逆方向を徹底。ボールを見極め、四球を勝ち取り相手にプレッシャーを与える。簡単にバントをしてアウトを与えず、しかし、そのバントが終盤決まっていれば、という形になりました。
守備もすばらしかった。ただ、9回は守備が変わったばかりのファーストで思わず反応してしまったんですよね。2塁手もまかせていれば・・・。12番だから本職じゃなかった部分がでちゃったプレーでした。
金光大阪は完全に強豪私学が公立にやられるパターンに入っていました。変則ピッチャーを捕らえられず、ミスが得点に絡む。ただ、中盤いやな流れやピンチもあったのですが、そこで好プレーを見せて踏ん張るあたりがさすがだな、と思いました。
ピンチを救ったのが3番井上選手、5番上岡選手の2年生。上岡選手はよくこの場面で振りぬいたと思います。もう信じられないというか、目を疑うというか・・・。その直前にランナーのオーバーランからのランナーにコーチャーが触るプレーでアウトになった空気を思い切り切り裂いた、すごい当たりでした。
最終回も一杯一杯だった末友投手を引っ張りすぎてピンチに。そこを冷静に投げきった3年生川越投手も見事でした。
レギュラー番号に3年生が4人だけの若いチーム。こういう試合を糧に、強くなっていきたいですね。
とにかく興奮して、幸せな気持ちになった試合でした。そういうのが少しでも伝われば・・・。
両チームに感謝です。
もう出来る限り試合経過に内容は詰め込みました。少しでも試合の興奮が伝われば・・・。そんな気持ちです。
球場の盛り上がりもものすごく、ほんとに1球1打にスタンドが一喜一憂。夏の盛り上がりのすごさも改めて実感しました。
市岡はチームとして逆方向を徹底。ボールを見極め、四球を勝ち取り相手にプレッシャーを与える。簡単にバントをしてアウトを与えず、しかし、そのバントが終盤決まっていれば、という形になりました。
守備もすばらしかった。ただ、9回は守備が変わったばかりのファーストで思わず反応してしまったんですよね。2塁手もまかせていれば・・・。12番だから本職じゃなかった部分がでちゃったプレーでした。
金光大阪は完全に強豪私学が公立にやられるパターンに入っていました。変則ピッチャーを捕らえられず、ミスが得点に絡む。ただ、中盤いやな流れやピンチもあったのですが、そこで好プレーを見せて踏ん張るあたりがさすがだな、と思いました。
ピンチを救ったのが3番井上選手、5番上岡選手の2年生。上岡選手はよくこの場面で振りぬいたと思います。もう信じられないというか、目を疑うというか・・・。その直前にランナーのオーバーランからのランナーにコーチャーが触るプレーでアウトになった空気を思い切り切り裂いた、すごい当たりでした。
最終回も一杯一杯だった末友投手を引っ張りすぎてピンチに。そこを冷静に投げきった3年生川越投手も見事でした。
レギュラー番号に3年生が4人だけの若いチーム。こういう試合を糧に、強くなっていきたいですね。
とにかく興奮して、幸せな気持ちになった試合でした。そういうのが少しでも伝われば・・・。
両チームに感謝です。