3月26日に刈谷球場で行われた第1試合、刈谷工−豊田工の観戦記です。
レベルの高い工業高校同士の1戦。豊田工は1位通過を決めていたので、先を見据えた戦い、刈谷工は3位がかかっていたので、その差が試合に出た感じでした。

刈谷工
120000103|7 H10 E4
001010004|6 H14 E3
豊田工

刈谷工
山本、佐藤、伊藤、水谷−奥谷
豊田工
築山、岡、橋本、野崎−神谷

投手成績
刈谷工
山本(12) 3回 39球 被安打4 四球1 三振0 失点1
佐藤(14) 3回 40球 被安打3 四球0 三振1 失点1
伊藤(11) 1回2/3 32球 被安打3 四球1 三振0 失点0
水谷(10) 1回1/3 36球 被安打4 四球1 三振0 失点4
豊田工
築山(3) 2回 39球 被安打6 四球0 三振0 失点3
岡(10) 1回 12球 被安打0 四球0 三振1 失点0
橋本(18) 3回 51球 被安打0 四球2 三振3 失点0
野崎(19) 3回 55球 被安打4 四死球2 三振1 失点4

刈谷工
9水本(19) 7益田 8神谷(1) 2奥谷 3三浦 4城山 5眞鍋(6) 6磯部(13) 1山本(12)
豊田工
7藤井(17) 9片野坂(7) 3長坂(15) 5杉浦 1築山(3) 2神谷 6矢田目 8森山(11) 4市川


1回表、2死3塁から4番奥谷のショートゴロエラーで刈谷工が先制。
2回表、1死2塁から9番山本がタイムリー3ベース。2死3塁から2番益田のタイムリー。3−0
3回裏、1死1、3塁から2番鈴木がタイムリー。3−1
5回裏、2死1、3塁からショートゴロをファンブルして1塁間に合わず記録タイムリーエラーに。3−2
7回表、2死2塁から4番奥谷のタイムリー3ベース。4−2
7回裏、無死1,3塁のチャンスを作り、1番藤井に回るも内野フライの後、2番鈴木の打席で1塁ランナースタート。キャッチャーが2塁へ投げて、1塁ランナーがベース手前で間に合わずに止まり挟まれる間に3塁ランナースタートを切るも三本間でアウトに。2死2塁からサード眞鍋のファインプレーで結局0点に。
8回裏、2死1、3塁でピッチャー交替、水谷。ここは水谷が踏ん張ります。
9回表、1死1、2塁から4番奥谷がレフトオーバー2点タイムリー2ベース。1死1、3塁からショート後方のフライが取れず、1塁ランナーが2塁でアウトの記録ショートゴロの間に1点。7−2
9回裏、1死満塁から3番橋本の2点タイムリー。4番羽根田の犠牲フライ。2死1、2塁から6番神谷がタイムリー。最後2死2,3塁の1打サヨナラの場面となりましたが、水谷が踏ん張り、刈谷工が7−6で逃げ切りました。
豊田工は1位通過が決まっていたので、牧野投手も温存。野手も色々選手を試しているような試合運びでした。
失点はミスが絡んだケースも多く、攻撃面でもなかなかあと一本が出なかった。それでも最終回は相手に食らいついて1点差まで詰め寄り、あわやの場面も作った粘りは良かったですし、反省点を見つけやすく、次に活かせる試合になったような気がします。
県大会までに日がありますし、しっかりと修正して県大会での躍進を期待したいです。
牧野投手が力があるのは分かっているので、そのカバーが出来る投手がこの日登板した投手らから出てきてほしいですね。

刈谷工で目立ったのは4番の奥谷捕手と3番神谷選手。
奥谷捕手は打撃でも鋭い当たりで2長打3打点を上げ、肩もいいですし細身で足も速く楽しみな選手。
神谷選手は元々投手ですが、こちらも足が速く、野手としてもレベルが高い選手。
こちらもちょこちょこミスが出て失点したので、出来る限りなくせるように頑張ってほしいですね。
県大会に行くチャンスはまだあるので、頑張ってほしいです。