10月26日に春日井球場で行われた尾東大会の3位決定戦、春日井西−星城の観戦記です。
どちらも新チームは見たことがないですが、やっぱりここまで勝ち上がった春日井西がどんなチームか気になりましたので、注目して観戦しました。

春日井西
010000000|1 H5 E2
00102013X|7 H12 E1
星城

春日井西
長瀬−倉又
星城
新野−出口

投手成績
春日井西
長瀬(1) 8回 154球 被安打12 四球3 三振4 失点7
星城
新野(1) 9回 113球 被安打5 四球2 三振6 失点1

長瀬投手は右のスリークォーター。まっすぐはまぁまぁ。コントロールが良く、内外をしっかりと投げ切れる。スライダーは大きく曲がる。いいピッチャーです。
新野投手は左のスリークォーター。まっすぐはそこそこ。ストライク先行で投げ込んできます。左バッターにボールが甘くなる傾向。

春日井西
8安藤(13) 7松下 4柴田 5山口 3大平 2倉又 9石川 1長瀬 6杉田
星城
2出口 5藤田 3竹田 4高岡 7山口 9熊澤 8綾部 6大竹 1新野

(試合経過)
2回表、2死1、2塁から1番安藤がタイムリー。春日井西が先制。
3回裏、2死2塁からサードゴロで上手く取ったものの送球が逸れてしまい、タイムリーエラー。同点。
5回裏、2死2、3塁から6番熊澤が2点タイムリー。星城が逆転。3−1
7回裏、2死から3番竹田が左中間の一番深いところにホームラン。4−1
8回裏、1死2塁から7番綾部がタイムリー。更に2死満塁から代打近藤が2点タイムリー。7−1
星城がそのまま勝ちました。
星城は二遊間の動きが良かったです。セカンド高岡選手、ショート大竹選手。
打つ方では3番の竹田選手のホームランがすごかった。打った瞬間はぐしゃって感じで詰まったかな、と思ったのですが、左中間の深いところへホームラン。すごい当たりでした。
あと、6番の熊澤選手が3安打2打点。活躍が光りました。
夏までのチームは物足りない面が目立った星城でしたが、新チームは徐々に力を付けてきているな、と感じました。新しい監督への報道も出ましたが、上手く体勢を作ってあげてほしいですね。

途中のグランド整備での元気の良さも目立ちました。雰囲気が良かったです。

春日井西は正直普段はあんまり勝ちあがらない学校。それが、この尾東大会ではベスト4に進出しました。
長瀬投手はなかなか力のあるピッチャー。試合としても先制して良く粘っていました。終盤力つきましたが、こういう経験を活かしてほしいですね。一冬の成長に期待です。