9月21日に小牧球場で行われた準決勝第2試合、愛工大名電−豊橋工の観戦記です。
負けても2日後に次がある試合という事で両チームとも控え投手が登板。豊橋工がどこまで踏ん張れるかに注目して観戦しました。

愛工大名電
0220123|10 H10 E0
0000000|0 H2 E3
豊橋工
(7回コールド)
愛工大名電
櫻木−山崎
豊橋工
榎本、江川−彦坂

投手成績
愛工大名電
櫻木(10) 7回 79球 被安打2 四球0 三振6 失点0
豊橋工
榎本(11) 5回0/3 96球 被安打8 四球5 三振1 失点7
江川(6) 2回 48球 被安打2 四球3 三振1 失点3

櫻木投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。長身。基本は打たせて取るタイプかな?

榎本投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。下半身がしっかりとしている。ひじが見にくいタイプ。粘り強くは投げていました。
江川投手は右のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。コントロールが良さそう。

名電
7中村太 3毛利 4木附 6高橋 8武藤 9安田 2山崎 1櫻木 5風岡
豊橋工
3仲鉢 4鈴木 6江川 7森 2彦坂 9岡 1榎本 5河合 8乙部

(試合経過)
2回表、1死3塁から8番櫻木がレフトへ2ラン。名電が先制。
3回表、1死2塁から6番安田のタイムリー2ベース。2死3塁からワイルドピッチ。4−0
5回表、1死3塁からスクイズ成功。5−0
6回表、無死1、2塁でピッチャー交替、江川。1死2、3塁から犠牲フライ。2死3塁からタイムリーエラー。7−0
7回表、無死1、3塁から1塁ランナースタート。送球が逸れて3塁ランナーホームイン。2死満塁から3番木附が2点タイムリー。10−0
名電が7回コールドで勝ち、東海大会進出を決めました。

豊橋工はエースの森投手が登板回避。結果から言えば英断でしたね。肩に不安を抱えていたようですし。
ピッチャーの2人は粘って投げていましたが、味方にミスが出て踏ん張りきれませんでした。でも仕方ないですよね。エースが投げられなくて別のチームになってしまうことは良くあるので。

この試合を見ていると、外野守備は差があるな、と感じましたので、そこはしっかりと練習で詰めてほしいですね。

名電は計10点取りましたが、案外打撃が雑なのが気になりました。特に感じたのは3回の1死2塁からの6番安田選手のタイムリーエンタイトル2ベース。打った瞬間はセンターフライ。それが伸びてセンターを超えてフェンスも越えた。ただ、その打球が、いい外野なら取られた可能性が高いし、なにより簡単に打ち上げたのが気になりました。これ以外でもPOPフライが多かったし。
ほんとにいいピッチャーに当たった時にどういう打撃が出来るか。チームとしてのまとまりを感じなかったので、東海大会でどうなるか、注目です。
7回はいい攻撃が出来ていました。こういうのを増やしたいですね。