8月25日に刈谷球場で行われた第3試合、西尾東−豊田西の観戦記です。
どちらも県大会を決めた後ということでエースの先発はなし。そんな中どういう試合をしてどういうチームかに注目をして観戦しました。

西尾東
000012130|7 H12 E0
200000001|3 H7 E0
豊田西

西尾東
野村、沓名−谷向
豊田西
山本、菊田、畑中−梅村

投手成績
西尾東
野村(9) 8回 124球 被安打5 四死球5 三振5 失点2
沓名(10) 1回 26球 被安打2 四球1 三振1 失点1
豊田西
山本(9) 5回1/3 74球 被安打4 四球1 三振4 失点3
菊田(1) 2回2/3 52球 被安打8 四球1 三振2 失点4
畑中(11) 1回 15球 被安打0 四死球2 三振0 失点0

野村投手は右のスリークォーター。まっすぐはなかなか。きれのいいボールを投げます。
沓名投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。
山本投手は右のオーバーハンド。上背のある投手。まっすぐはそこそこ速い。
菊田投手は左のオーバーハンド。ひじを隠して投げるフォーム。まっすぐはぼちぼち。
畑中投手は右のアンダーハンド。まっすぐはあんまり速くない。

西尾東
1野村 4畔柳 7加藤 2谷向 9中田 3伊藤 6村野 8水野 5名倉
豊田西
4鈴村 6延原 8豊村 1山本 3渋谷 2梅村 7川並 9佐藤 5藤原

(試合経過)
1回裏、1死1、2塁から4番山本、5番渋谷の連続タイムリー。豊田西が2点先制。
5回表、2死1、3塁から9番名倉がタイムリー。2−1
6回表、1死2塁から4番谷向がタイムリー。同点。ここでピッチャー交替、菊田。2死2塁から6番伊藤がタイムリー。西尾東が逆転。3−2
7回表、1死1、2塁から2番畔柳がタイムリー。4−2
8回表、無死満塁から7番村野が犠牲フライ。2死1、3塁から9番名倉1番野村の連続タイムリー。7−2
9回裏、1死から代打志賀が打った瞬間のソロホームラン。
西尾東が勝ちました。
西尾東は走塁が素晴らしかった。2塁ランナーがヒット一本で帰ってくるシーンが多かったですが、どれも結構微妙なタイミング。ランナーの2次リードも良かったですし、3塁コーチャーの判断も良かった。こういうことをきちんとやれるチームは強いですね。県大会も楽しみです。
キャッチャーの谷間選手が肩も強く、バッティングもいい。楽しみな選手です。これからも注目していきます。

豊田西は初回の先制攻撃は良かったものの、その後は攻めあぐみました。先頭打者が2回以降は出せなかったですからね。
投手陣もエースの菊田投手が打ち込まれ、少し不安の残る内容になってしまいました。山本投手はまずまず力がある球を投げるので、これらを上手くかみ合わせて行きたいところ。
ホームランを放った志賀選手は見事なホームランでした。代打ですが長打力は魅力ですね。

連戦が続いた地区予選。県大会に向けて上手く調性してほしいです。