8月17日に享栄グランドで行われた第1試合、富田−享栄の観戦記です。
享栄の新チームを見るのは初めてですので、どういう野球をするか、どの程度力がありそうかに注目して観戦しました。(場内アナウンスが聞き取れず、名前がわかる人、わからない人、違う方も見えるかもしれませんがご容赦ください)

富田
00000|0 H1 E4
41131|10 H8 E0
享栄

投手成績
富田
(1) 2回 56球 被安打4 四死球4 三振1 失点5
(11) 2回 45球 被安打3 四球2 三振1 失点4
(10) 1/3 13球 被安打1 四球2 三振0 失点1

享栄
(10) 5回 50球 被安打1 四球1 三振6 失点0

富田のエースは左のオーバーハンド。まっすぐはそんなに速くない。
享栄の10番は右のオーバーハンド。1年生。まっすぐはなかなか。低めには集まっていました。

(試合経過)
1回裏、2死満塁から6番早川が走者一掃のタイムリー3ベース。さらにパスボールで3塁ランナーホームイン。享栄が4点先制。
2回表、4番の安藤がヒットで出るも、5番がゲッツーとなり、チャンスを作れず。
2回裏、1死2塁から1番宮西がタイムリー2ベース。5−0
3回裏、1死1,3塁から9番のスクイズ成功。6−0
4回裏、2死1,2塁から6番早川がタイムリー。さらにパスボールの間に1点。2死3塁から7番がタイムリー。9−0
5回裏、1死2,3塁からスクイズ成功でコールド成立。享栄が勝ちました。
享栄が得点経過上は圧勝。でも、私学4強という観点からいくと寂しさを感じる試合でした。
まずは3回、5回にスクイズで加点。色々理由はあるかもしれませんが、このレベルの相手を圧倒するくらいの強さを見せてほしいと、見る側は思ってしまいますので、特にコールド決める際のスクイズには・・・。がっかりしました。

もっともっと走ったりも出来る相手だったのですが、全く仕掛けず。目指す野球ではないんでしょうけど・・・。まぁ小技を駆使して、目の前の試合をきちんと戦う。こういう野球なんでしょうね。
ピッチャーは1年生。もう少し球威が欲しいとは思いますが、これからの成長を期待ですね。

富田は全くいいところが出せず。初回に4点を失っては、仕掛けようがなくなっちゃいますね。エラー、四死球。こういうのをまずは無くすことを目指してほしいですね。