履正社12−7豊川(延長10回)
龍谷大平安8−1佐野日大

豊川の試合はすごかった。

まず先発が阿部投手。これは正直驚きました。やっぱり田中投手は疲れていたんですね。
なんとか序盤をしのいで接戦に持ち込めれば、と思っていましたが、毎回3塁まで進めながらしぶとい投球で5回を無失点。素晴らしいピッチングをしてくれました。その間に2点を先制。相手の永谷投手を引っ張り出しました。
そして6回から田中投手を投入。僕もこのタイミングだと思いました。2点リードをエースでしのいで勝利。これがゲームプランだったと思います。
しかし、田中投手は疲れていました。2イニングで5失点。こればかりは仕方ない。調子が良ければ頭からいっただろうし、勝敗のかかるところを託すのがエース。今井監督は当たり前の継投をしました。結果が悪くなったのは結果論です。

しかし、選手たちが素晴らしい粘りを見せます。4点ビハインドの8回裏に、ここまで無失点投球だった永谷投手に集中打を浴びせて逆転。正直鳥肌が立ち、涙が出ました。しかし現実は9回に投げるピッチャーがいません。落合投手はベンチを外れていたみたいですね。
大河内投手からなんとかしのごうとしましたが、同点ホームランを浴び、なんとか伊藤投手が同点で9回をしのぐも、9回裏にサヨナラ出来ずに勝負あり。10回は氷見捕手がマウンドに上がるスクランブルでしたが、5点を失い勝負ありでした。

これを采配ミスというのは結果しか見ない人。そこまでの流れを見れば仕方ないベンチワークでした。もちろん阿部投手を引っ張れば結果は違ったかもしれない。しかし、あれ以上は引っ張ってもいい結果は出なかったと思います。
とにかく、まさかの逆転劇を作った選手たちが素晴らしかった。僕は諦めていました。ごめんなさい。

豊川は選抜で素晴らしい戦いをしました。これで愛知の中で突き抜けるきっかけが出来たと思います。
ここから3年以内に、出来れば夏の甲子園に行きたいですね。違う世代で。そうすれば、豊川時代がくると思うし、全国で強豪になれると思う。それだけの財産を得ましたね。

あとは不祥事に気をつけてください^^

第2試合は、佐野日大の田嶋投手が限界を超えていました。そんな田嶋投手をこの試合展開で完投させる監督は無能すぎだろ。っていうか選手を守ることも出来ないのか、とがっかりしました。

決勝カード
履正社−龍谷大平安

出来れば履正社に快勝してもらって、豊川戦が一番厳しかった、と言ってほしいな、なんて。

永谷投手の快投に期待します。