9月22日に熱田球場で行われた豊橋南−愛産大三河の観戦記です。
好投手と昨年から言われていた豊橋南の白川投手が見たくて、この試合を観戦しました。

豊橋南
0000000000|0 H5 E2
0000000001|1 H5 E0
愛産大三河
(延長10回サヨナラ)
豊橋南
白川−岡本
愛産大三河
平松−田中

投手成績
豊橋南
白川(1) 9回2/3 145球 被安打5 四球3 三振3 失点1
愛産大三河
平松(1) 10回 111球 被安打5 四死球3 三振6 失点0
白川投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。連投ということもあって制球重視でのピッチングだったように思います。フィールディングのいいピッチャー。
平松投手は右のオーバーハンド。オーソドックスなフォーム。まっすぐはまぁまぁ。要所できわどいところに投げ込むコントロールが良かった。

スタメン
豊橋南
4藤原 3市川ユウ 7伊藤 6田中 2岡本 9熊谷 1白川 5市川カイト 8黒川
愛産大三河
7浅井 5高橋 4深川 8浅見 3吉村 6加古 2田中 9原田 1平松

(試合経過)
愛産大三河は1回2回と1死2塁の形を作るも得点ならず。
豊橋南も3回に先頭の白川のヒットと送りバントで1死2塁と攻めるも得点ならず。
5回表、先頭の6番熊谷が2ベース。内野ゴロの間に1死3塁とするも、8番市川の打席で3塁ランナーがタッチアウト。ここは3塁手との連携が素晴らしいプレーでした。
5回裏に2死2,3塁で1番浅井に周り、ここは敬遠気味に歩かせ、2番高橋勝負。初球をセカンドゴロで得点ならず。
その後、お互いに2塁まで進める場面はあるも、あと1本が出ず。延長戦に入ります。
10回表、先頭の熊谷が2ベース。7番白川がヒットで無死1,3塁。ここで8番市川のあたりは前進守備の2塁手正面へのいい当たりのライナー。1塁手が戻れずゲッツーに。9番大川も倒れ勝ち越しならず。
10回裏、1死から四球で出た1番浅井を送って2死2塁。ここで3番深川がレフトへヒット。ホームきわどいタイミングでしたがボールがやや高くなったところへ滑り込んでタッチをかいくぐった形になりサヨナラ。愛産大三河が勝ちました。

試合経過の通り、0−0で延長に入りましたがお互いにチャンスはあった試合。
10回の表裏はツキも愛産大三河に味方した形になりました。セカンド正面へのライナーは・・・。いい当たりでもあったし、ランナーの白川君も戻れなくても仕方ないかなって思いましたが、惜しいプレーでした。

延長10回戦ってエラーは豊橋南に一つだけ。なかなか締まったゲームでした。お互いに打線は少し寂しい気もしましたが・・・。豊橋南はヒット5本が6番熊谷(2安打)7番白川(3安打)に集中。下位打線で活かしきれなかったのは残念でした。豊橋南はキャッチャーの岡本君もなかなかの肩をしていますね。白川君だけのチームじゃないのは分かりましたが、やはり白川君をどこまで助けられるか。一冬の成長を期待したいところです。
白川投手は連投ということもあってか本来の球威ではなかったようにも感じました。ただ、そんな中でもしっかり相手を抑えるあたりは非凡さを感じます。来年の夏に向けて更なる成長を期待したい。

愛産大三河は守備を中心にしっかりとリズムを作ってきますね。5回の3塁牽制アウトは本当に見事でした。なかなか見れないプレーでした。
打線がもう少し力強さが欲しいですね。1番浅井選手は全打席出塁。これを活かせる中軸になってほしいです。