9月22日に熱田球場で行われた豊川−星城の観戦記です。
予選から安定した戦いを見せている豊川が星城相手にどういう試合をするかに注目して観戦しました。

豊川
12332|11 H11 E4
00000|0 H5 E0
星城
(5回コールド)
豊川
田中、阿部−氷見
星城
沢田、堀口、伊藤−村田
投手成績
豊川
田中(1) 4回 62球 被安打3 四球1 三振1 失点0
阿部(10) 1回 14球 被安打1 四球0 三振2 失点0
星城
沢田(10) 2回1/3 46球 被安打5 四球3 三振0 失点6
堀口(19) 1回2/3 54球 被安打5 四死球3 三振2 失点5
伊藤(11) 1回 11球 被安打1 四球0 三振0 失点0
田中投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。投げっぷりのいいピッチャー。オーソドックスなフォーム。追い込んでからちょっと甘かった。
阿部投手は左のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。細身で腕が遅れて出てくるP。
星城の沢田投手は左のスリークォーター。まっすぐはあんまり速くない。きわどいところを狙っては投げていました。
堀口投手は右のオーバーハンド。横に大きい体格。まっすぐはぼちぼち。体はあんまり活かせていない。
伊藤投手は右のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。変則フォームで投げおろすピッチャー。

スタメン
豊川
5中村 8山本 2氷見 6高桑 3山田コウ 7武市 9杉浦 1田中 4島
星城
8原田(1) 6高岡 9内山 7山口 2村田 5出口 3松原ユウキ(13) 1沢田(10) 4糸満(14)

(試合経過)
1回表、1死3塁からワイルドピッチで1点。豊川が先制。
2回表、2死1、3塁から1番中村のタイムリー。積極的な走塁で星城のミスを誘い1塁ランナーもホームイン。3−0
3回表、1死2、3塁から6番武市がタイムリー。7番杉浦がレフトオーバー2点タイムリー2ベース。ここでピッチャー交替、堀口。6−0
4回表、2死1、2塁から6番武市が2点タイムリー2ベース。7番杉浦が詰まりながらレフトへタイムリー。9−0
5回表、無死1、2塁から3番氷見がタイムリー。ここでピッチャー交替、伊藤。無死2、3塁から4番高桑が犠牲フライ。11−0
豊川が5回コールドで圧勝しました。

星城は1回、2回、4回と得点圏にランナーを送ったものの、チャンスを活かせず。
ただ、それ以上に投手でエースが投げられなかったのが響きました。エースナンバーの原田選手はセンターで1番打者として出場。送球も特に変な感じはなかったのですが・・・。でも、この展開で2番手以降投げさせないのはなにか不安があったんでしょうね。でも正直苦しい試合になっちゃいました。

豊川は積極的に足も使って、得点を奪う意識が高かった。野球の質が上がっていますね。
下位打線にタイムリーが出ているのは好材料。ピッチャーの田中投手阿部投手ともになかなかのピッチャーですし、東海大会へ進出した昨年のチームよりも力はあるかもしれません。
後は五分の力の相手にどういう試合が出来るか。粘り強い戦いが出来るかが、悲願達成のカギになると思います。

豊川は応援が楽しいですね。空良君(田中投手)の応援がSAGAの曲だったのは笑いました。