9月15日に瑞穂球場で行われた第2試合、愛院大−中京大の観戦記です。
中京大の先勝で迎えた第2戦。前週に勝ち点を落としている愛知学院は後がない試合となりました。
愛院大原崎、中京大岡部の両2年生サウスポーのピッチングに注目して観戦しました。

愛院大
００００１００００｜１　H5　E1
００００１００２Ｘ｜３　H6　E0
中京大

愛院大
原崎、波多野、辻−古川
中京大
岡部−飯田

投手成績
愛院大
原崎　7回1/3　117球　被安打4　四死球4　三振3　失点3
波多野　0/3　8球　被安打2　四球0　三振0　失点0
辻　2/3　6球　被安打0　四球0　三振0　失点0
中京大
岡部　9回　119球　被安打5　四球1　三振8　失点1
原崎投手は左のオーバーハンド。ちょっと腕が遅れて出てくるフォーム。今の山本昌投手に似ているなと思いました。
波多野投手は左のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。
辻投手は右のサイドハンド。4年生。
岡部投手は左のオーバーハンド。まっすぐはなかなか速い。ちょっとまっすぐが浮くときもありますが、ボールに力がありました。

スタメン
愛院大
6源田　8石橋　D安原　5纐纈　2古川　9泉地　3豊田　4森田　7鈴木雄
中京大
6山中　7丸井　3川本　D鈴木孝　8辻　4大野　9鈴木広　2飯田　5村田

（試合経過）
5回表、先頭の泉地が2ベース。その後2死3塁から9番鈴木雄がレフトへタイムリー。愛院大が先制。
5回裏、2死2塁から1番山中がタイムリー。同点。
8回裏、1死1、3塁でピッチャー交替、波多野。4番鈴木孝がショート強襲タイムリー。中京大勝ち越し。5番辻もタイムリー。ここでピッチャー交替、辻。3−1
中京大が勝ち、連勝。勝ち点を2にしました。

まずは岡部投手のピッチングが光りました。6回以降はノーヒット。愛知学院が後半は手も足も出なかった。まっすぐは速いし、コントロールもいい。中京大は2枚の左腕の投手がいるのは大きいですね。

打つ方は山中選手がタイムリーに8回は先頭でヒット。得点に絡みました。こういう選手がいるのは心強いですね。

愛知学院はまさかの連続勝ち点を落としました。ただ、内容的には負けても仕方ない試合。
5回の山中選手のタイムリーはレフトは前目に守っていたので、十分ホームで刺せた状況。が、レフトからの返球がバウンドになり間に合わず。ちょっと残念なプレー。
8回の4番鈴木孝の勝ち越しタイムリーも確かにいい当たりでしたが、ショートのグラブの届く打球。ちょっと変化したのは分かりましたが・・・。こういう試合展開だけに捕ってほしかった。

前から思っているし、書いてもいますが、愛知学院のバッテリーは、ランナーを出すと極端に間合いが長くなる。わざとやっているのか、たまたまなのか分かりませんが、どのピッチャーでも同じですので、チームがそういう方針なんでしょうか。でも慎重にやるのは分かりますが、返ってリズムを悪くしているように感じてしょうがないです。
個人的にそういうのが嫌いなせいもあるかも知れませんが・・・。

なんにせよ、王者奪回を目指したリーグで2節戦って勝ち点0。優勝は厳しいどころか、最下位だってあり得る状況。ここからの奮起を期待したいですね。