8月21日に阿久比球場で行われた知多地区2次Tの1回戦、知多翔洋−半田工の観戦記です。
当然どちらのチームも初見。どんなチームか楽しみにして館戦しました。
場内アナウンスなしでしたので、背番号のみでの観戦記になります。

知多翔洋
000000000|0 H5 E1
01000000X|1 H2 E0
半田工

投手成績
知多翔洋
(1) 8回 92球 被安打2 四球2 三振3 失点1
半田工
(1) 9回 120球 被安打5 四死球3 三振8 失点0

知多翔洋のエースは右のサイドに近いスリークォーター。まっすぐはまぁまぁ。ボールに力がある。テンポ速く、低めに集めて打ち取るピッチャー。
半田工のエースは右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。バランスのいい体格。ひじの使い方とかいいですね。外の広いゾーンを上手く活かす大小のスライダーが良かった。

(試合経過)
1回表、2つの死球に5番のヒットで2死満塁と攻めるも、6番が見逃し三振で得点ならず。
2回裏、先頭の4番がヒットで出塁。牽制エラーで2塁に行き、犠打で1死3塁。6番のスリーバントスクイズが成功。半田工が先制。
知多翔洋は3回に2死2塁、4回に1死2塁とチャンスを作るも要所で三振に斬ってとられ得点できず。
6回裏、先頭の9番がヒットで出て、送ってチャンスを作るもショートのファインプレーもあって0点。
7回表、2死から9番が3ベースを放つも1番が空振り三振。
半田工が完封勝ち。投手戦を制しました。

とにかく審判さんのストライクゾーンが広かった。ボール1個分くらい。一貫して広いのでおかしな判定というのはなかったですけど。そのゾーンをお互いのピッチャーが上手く使うためになかなか点の入らない試合となりました。
半田工のエースは特にその外を使うのが上手かったですね。ピンチになると、外で追いこんで、最後も外の変化球。いいところに決まるので知多翔洋が打てない。
打つ方は半田工も2安打のみと打てなかった。1チャンスで上手くスリーバントスクイズを決めたのは見事でした。
半田工はキャッチャーの肩がまぁまぁ強い。ただ、キャッチャーぽくない投げ方に感じました。経験が浅いのかな?

知多翔洋は5番の選手が3安打。結果論ですけど、6回に3番が出て4番の打席でバントをせずに、エンドランを仕掛けるもピッチャー正面でゲッツーに。その後にヒットが出たので、もったいなかった。でも4番にバントをさせなかったということは、4番目の打者ではないということですし・・・。仕方ないかな。
守備のいいプレーは知多翔洋のが多かった。まだ可能性はありますし、次も頑張ってほしいですね。