愛工大名電2−1愛知黎明

愛工大名電が愛知黎明を振り切って2年連続11回目の出場を決めました。おめでとうございます。

決勝戦はTVで見ていましたが、正直名電の打線はいま一つ。今大会見ていなかったので、どんな感じかな、と期待して見ていたのですが、強い打球が少なかったのは寂しいところ。
東投手はさすがのピッチングでしたが、やや高いボールが多かったのが気になりました。ある程度、球威で抑えましたが、全国の強豪チームに通用するか?
正直、打線がすぐに良くなるとは思えないので、東投手の丁寧なピッチングで接戦に持ち込みたいところですね。
選手権7連敗。1988年に勝って以来、夏は勝っていない名電。そろそろその不名誉な記録をなんとかしてほしいところですね。

愛知黎明は良く戦いました。大久保投手も相手のボール打ちに助けられる場面もありましたが、緩急を上手く使って名電打線を2点に抑えたのは立派。
体格もいいし、上でまだまだ成長出来るピッチャー。どこでやるかは分かりませんが、次のステージで華が開くことを期待します。

弥富はとにかくファーストストライクを打つことをチームとして徹底していました。6回だったかな?3球で終わった回もあったくらい。ランナー1塁でも簡単に送るのではなく、エンドランを仕掛けたり、バスターを仕掛けたり、色々工夫はしていました。こういう徹底する姿勢は良かったように思います。校名変更元年で決勝戦進出。それがたまたまではないと、その攻撃に感じました。なかなか安定感の出せない弥富時代でしたが、黎明になってこれから尾張の、愛知県を引っ張れる学校になっていってほしいですね。