3月25日に小牧球場で行われた第1試合、滝−起工の観戦記です。
昨年秋に観戦して、全力疾走の徹底と雰囲気の良かった滝を見たくて観戦にいきました。


001000100|2 H6 E3
10001200X|4 H7 E1
起工


野本ー宮地
起工
荒木ー小林

投手成績

野本(1) 8回 119球 被安打7 四球1 三振7 失点4
起工
荒木(4) 9回 134球 被安打6 四死球6 三振5 失点2

野本投手は左のオーバーハンド。昨年の秋にも見ています。まっすぐはなかなか。リリースの時に力を入れて投げる。この日は変化球がいま一つ決まらず苦しみました。
荒木投手は右のアンダーに近いサイドハンド。まっすぐはそんなに速くない。丁寧に投げていました。

スタメン

5二所宮 6小澤 9関 2宮地 1野本 4太田 3沢崎 7喜来 8後藤陽
起工
6岩田慎 9古川 7藤田 4櫻田(1) 5小城 2小林 1荒木(4) 8中川 3清水

(試合経過)
1回裏、1死1、3塁から4番櫻田のタイムリー内野安打で起工が先制。
滝は1回2回と2人ずつランナーを出すも活かせず。
3回表、1死2、3塁からサードゴロ野選で同点。
5回裏、2死1、3塁から1番岩田慎がタイムリー。起工が勝ち越し。2ー1
6回裏、2死3塁から6番小林がレフトオーバータイムリー2ベース。7番荒木のセカンド後方のフライを捕れずセカンドランナーホームイン。4ー1
7回表、1死2、3塁から犠牲フライ。4ー2
そのまま起工が勝ちました。
滝は9回に、センター前のフライをダイレクトキャッチしたかどうか微妙なプレーでアウトの判定。これで1塁ランナーが戻らずにゲッツーとなる不運なプレーもありましたが、それ以外にも4回にフライでランナー飛び出してゲッツーなど、もったいないプレーがいくつかありました。そこは反省点ですね。
野本君はある程度計算出来るピッチャーですので、バックがどれだけミスを減らせるかがカギになります。
8回にはタイムリーになりそうな3遊間の当たりをサードが少しボールに当ててショートがカバーし、セカンドでアウトに。いいプレーもありました。

3番の関君はいいバッティングをします。バットコントロールが上手い。この日は3安打。

起工は打てるボールを絞って、しっかりと振っていた印象。スクイズで点を取りに行くかな?と思った場面でも強気の攻撃が目立ちました。
守備も内野はエラーなし。8回にはいい動きでショートがゲッツーに取るなど、良くピッチャーを支えていました。
なかなかの好ゲームでした。

滝の全力疾走はやっぱり気持ちがいいですね。素晴らしい伝統です。