11月4日に熱田球場で行われた市内県立大会3位決定戦、名南工−瑞陵の観戦記です。
秋に県大会にも進んだ名南工。瑞陵は秋に練習試合で1度見ただけ。どんなチームかを注目して観戦しました。
場内アナウンスがなく、背番号のみでの観戦記になります。

名南工
010000002|3 H9 E3
10002201X|6 H8 E0
瑞陵

投手成績
名南工
(1) 8回 126球 被安打8 四球3 三振3 失点6
瑞陵
(1) 9回 151球 被安打9 四死球9 三振1 失点3

名南工のエースは右のオーバーハンド。小柄でずんぐりした体格。まっすぐはなかなか。いい球スジのボールを投げます。
瑞陵のエースは右のスリークォーター。やや立ったフォーム。ボールがやや高く、四死球が多すぎました。ランナー出してからは粘っていたけど。

(試合経過)
1回表、1死から2番が四球で出塁。3番4番の連打で1死満塁も5番のピッチャーゴロでホームゲッツー。
1回裏、2死3塁から4番がタイムリー。瑞陵が先制。
2回表、先頭の6番が3ベース。続く7番の犠牲フライ。同点。尚も2死から9番1番の後、2番に死球で再度満塁に。しかし、3番が倒れ同点どまり。
5回裏、1死満塁から3番が犠牲フライ。中継が乱れて2塁ランナーもホームイン。瑞陵が勝ち越し。3−1
6回裏、2死1、2塁から9番が2点タイムリー2ベース。5−1
7回表、2死満塁のチャンスを活かせず。
8回裏、無死2、3塁からスクイズ成功。6−1
9回表、無死1塁から5番がレフトへ2ランホームラン。
瑞陵が勝ちました。
名南工は14残塁。毎回ランナーを出しながら、タイムリーが出ず。時々荒れる瑞陵のエースの的を絞れなかった感じですね。
ピッチャーは自分で9回にホームランを打つなど、力はあると思います。走塁が甘く感じたのと、ミスが失点に全て絡んだ点は反省ですね。
ベンチからのヤジが注意される場面もありました。スタンド応援がないので、良く通るというのもあると思いますが、味方を元気にする声かけを心がけてほしいですね。

瑞陵はノーエラーは見事でした。毎回ランナーを背負いながら、集中力が切れなかったのは良かった。ただ、エースは四死球がさすがに多すぎる。球数も増えるし、終盤は完全に一杯一杯でした。体力もそうですが、ストライクを投げて打たせていくように心がけたいところですね。
7回くらいに明らかにばてていたので、ピッチャーを替えてあげても良かったかな、と思いました。まぁピッチャーは完投をいい経験にしてほしいところです。
キャッチャーもなかなかいい選手。肩もいいし、1番で2安打1四球。前の坂田君に比べたらかわいそうですけど、いいキャッチャーですね。