8月27日に刈谷球場で行われた第2試合、岡崎工−愛産大三河の観戦記です。
お互いに県大会出場を決めた後の試合。控えピッチャーの力量と、夏までのチームに縁がなかった愛産大三河がどんな感じかに注目して観戦しました。

岡崎工
0000100|1 H7 E2
3003011|8 H10 E0
愛産大三河

岡崎工
田中、小島−川口
愛産大三河
星野、天野剣−浅野
投手成績
岡崎工
田中(10) 3回1/3 48球 被安打5 四球2 三振0 失点6
小島(19) 2回2/3 38球 被安打5 死球1 三振0 失点2
愛産大三河
星野(8) 5回 76球 被安打5 四球3 三振1 失点1
天野剣(19) 2回 20球 被安打2 四球0 三振0 失点0

田中投手は左のスリークォーター。やや上半身に頼った投げ方。まっすぐはぼちぼち。
小島投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。長身。
星野投手は左のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。長身で角度がある。
天野剣投手は右のオーバーハンド。踏み出す足を一旦伸ばすフォーム。まっすぐはなかなか。

スタメン
岡崎工
7落合 9吉田(18) 8中根 3米田 2川口 4伊藤 5藤本(15) 1田中(10) 6西垣津
愛産大三河
6加藤 4浅井 5平戸 2浅野 7天野謙 9池田 1星野(8) 8原田(11) 3足立

(試合経過)
1回裏、1死2、3塁からピッチャーゴロでサードランナーが飛び出すも、サードへの送球が悪送球となり2者生還。愛産大三河が先制。さらに1死2塁から5番天野謙がタイムリー2ベース。3−0
2回表、2死2塁から7番藤本がヒットもホームへの返球が良くホームタッチアウト。得点ならず。
4回表、2死から四球、ヒット、四球で満塁も、7番が倒れ0点。
4回裏、1死2塁から9番足立がライト線へ落ちるタイムリー2ベース。1番加藤もタイムリー3ベース。ここでピッチャー交替、小島。1死3塁から2番浅井が犠牲フライ。6−0
5回表、2死2、3塁から3番中根がタイムリー。6−1
6回表、ピッチャー交替、天野剣。
6回裏、1死満塁からスクイズ成功(記録投野選)。7−1
7回裏、無死2、3塁から7番天野剣がタイムリー。コールド成立で愛産大三河が勝ちました。
点差ほど、圧倒的に差があった感じはしない試合でした。
岡崎工はバント失敗がいくつか。あと、守備で初回にミスが重なって失点。そういうところは県大会では無くしたいところです。
4番を3回から替える(ミスがいくつかあったためだと思われる)とかがあったので、勝ち負けにはそんなにこだわっていなかったのかな?と思えてしまう。エースで試合をした時にどうなるかは見てみたい気がしますね。
打つ方は逆方向の打球が多く、そういう徹底は出来ているのかな?と思います。

愛産大三河は随所でいい守備を見せていました。内野も固いのですが、いい返球もあったし、1死2塁でのライトフライでタッチアップの構えを見せた2塁ランナーをカットプレーであわやアウトにするなど、隙のなさを見せていました。
エースは見れませんでしたが、守備の良さでリズムを作りたいところでしょうね。