7月30日に行われた福井大会の決勝戦。福井商−福井工大福井の観戦記です。
過去2年同じ顔合わせでいずれも福井商の勝ち。
工大福井の3度目の正直なるか、に注目して観戦しました。

福井商
03010020100|7 H11 E0
00100500101|8 H15 E1
工大福井

福井商
中村文−門前
工大福井
菅原−真鍋
投手成績
福井商
中村文(1) 10回2/3 163球 被安打15 四球4 三振5 失点8
工大福井
菅原(1) 11回 181球 被安打11 四球7 三振12 失点7
中村文投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。動かすボールが多く、打たせて取るピッチャー。コントロールがいい。
菅原投手は右のオーバーハンド。上から投げおろすピッチャー。コントロールは荒れ気味。球威で抑え込むタイプ。まっすぐはなかなか速い。

スタメン
福井商
8塩治 4湯口 7青山 3中川 9鰐渕 6輪違 2門前 1中村文 5梅田
工大福井
9菅野 6藤村 5上田 3山下 4馬場 7山本 8伊藤 1菅原 2真鍋

(試合経過)
1回表、1死から四球の後、3番青山4番中川の連打で満塁。しかし5番6番連続三振でチャンスを逃す。
2回表、2死1、3塁から2番湯口がレフトへタイムリー。さらに3番青山4番中川と3連続タイムリー。福井商が3点先制。
3回裏、2死3塁から1番菅野が右中間へタイムリー2ベース。3−1
4回表、1死2、3塁から前進守備のセカンドゴロが少しイレギュラーしてこぼす間に1点。4−1
6回表、工大福井の菅原が三者三振で斬って流れを変えます。
6回裏、先頭の菅野がヒット。送って1死2塁から3番上田がタイムリー。尚も連打で1死満塁から代打高家がタイムリー。セカンドゴロゲッツー崩れで1点。同点。2死1、3塁から8番菅原が左中間へ2点タイムリー2ベース。工大福井が逆転。6−4
7回表、2死満塁から7番門前が粘って8球目をセンターへ2点タイムリー。6−6
8回裏、2死から代打の大崎のイレギュラーヒットをきっかけに満塁に。しかし9番がライトフライで得点ならず。
9回表、先頭の青山が3ベース。4番中川が三振。1死3塁から代打山本がタイムリー。福井商が勝ち越し。7−6
9回裏、先頭の菅野が四球。送って1死2塁。四球で1死1,2塁。4番山下のゲッツー崩れで2死1、3塁。5番馬場の2球目がパスボールとなり同点。延長に入ります。
11回表、先頭の湯口が四球。送って1死2塁。2死1,2塁までいきましたが、6番が倒れ0点。
11回裏、先頭の9番真鍋がヒット。犠打のあと、2番藤村のヒットで2塁ランナーが3塁ストップ。3番上田を敬遠で満塁。4番が倒れたあと、5番馬場がレフトへサヨナラタイムリー。工大福井が最後の甲子園切符を手にしました。
野球の試合として、すごく明確に流れが行ったりきたりしたので、面白い試合でしたし、分かりやすい試合でした。

序盤は完全に福井商ペース。工大福井が1回2回三者凡退で、その間に3点を先制。エラーも絡んで4点目を取った時はこれで勝負ありかな?と思っていました。
そこから6回表の三者三振。この時の投球が素晴らしく、これに打線が見事にこたえました。そして自分自身でも打ったので、このまま工大が行くかな?と思ったら、7回にすぐに同点に。

8回にラッキーからのチャンスを得点できなかった工大に対し、9回表に勝ち越した福井商。その裏にまさかのパスボール(記録は暴投)。

点が入る前になんらか流れが変わるサインのある試合でした。まぁこれだけ点が入れば面白いですよね。

工大福井のサードコ−チャーがすごく的確でした。
先発の菅原投手は三振12個を奪う力投。四球7つと典型的なボールに力があるけど、荒れ球という投手ですね。甲子園でどこまで自分のペースで投げれるか。まぁ連投の影響もあったんでしょうけど。
久しぶりの甲子園で自分たちの力を発揮できるか、ですね。

福井商は先発の中村文投手が2年生。安定感のある投手ですので、秋以降も高いレベルで戦えるでしょうね。これからも福井の中心は福井商、という感じです。