7月26日に小牧球場で行われた準々決勝第1試合、東邦−中京大中京の観戦記です。
お互いに5回戦で薄氷の勝利を上げてきたチーム同士の対戦。私学4強対決で、お互いにブラバンやチアを総動員で決戦の雰囲気の中、試合が行われました。

東邦
000100701|9 H13 E0
000200000|2 H6 E1
中京大中京

東邦
丸山−柴田圭
中京大中京
伊藤、西岡、外薗、上田−本多
投手成績
東邦
丸山(1) 9回 117球 被安打6 四死球2 三振11 失点2
中京大中京
伊藤(1) 6回2/3 103球 被安打11 四球3 三振1 失点7
西岡(10) 1回 20球 被安打1 四球1 三振0 失点1
外薗(11) 1/3 1球 被安打0 四球0 三振0 失点0
上田(18) 1回 16球 被安打1 四球1 三振1 失点1
東邦の丸山投手は右のオーバーハンド。まっすぐはかなり速い。落ちる球を効果的に使っていました。春の至学館戦で見ています
中京大中京の伊藤投手は左のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。序盤からボールが高く結構捉えられていました。春の愛産大工戦で見ています
西岡投手は右のアンダーハンド。に変わっていて驚きました。まっすぐはあんまり速くない。1年生の秋の享栄戦で見て以来
外薗投手は左のサイドハンド。
上田投手は右のオーバーハンド。上背のある1年生。まっすぐはなかなか。変化球が課題。

スタメン
東邦
8柴田洋 5田中 3桑山 9松井 2柴田圭 4松本 7鈴木(16) 6原田 1丸山
中京大中京
9濱口(8) 6山口 8清水(13) 3武藤 5谷口 4栗岡 7河合 2本田 1伊藤

(試合経過)
1回表、先頭の柴田洋が初球をクリーンヒット。東邦は基本無死1塁は送ることが多い印象ですが、この日は強攻。しかし、外野フライでランナー進めず。盗塁で2死2塁としますが、4番が倒れ0点。
4回表、先頭の3番桑山がヒットで出るも、4番松井のバントがフライとなりゲッツー。そこから5番柴田圭がヒットで2死1塁。6番松本が左中間を破るタイムリー2ベース。東邦が先制。
4回裏、1死1塁から3番清水が右中間を破るタイムリー2ベース。2死2塁から5番谷口がタイムリー。中京逆転。2−1
7回表、先頭の8番原田がヒットで出て送って1死2塁。1番柴田洋が同点タイムリー。更に2死満塁から5番柴田圭が詰まりながらライトへ2点タイムリー。5番松本が左中間を破る2点タイムリー2ベース。ここでピッチャー交替、西岡。2死1、2塁から8番原田が左中間を破る2点タイムリー2ベース。打者11人で7点を奪い一気に試合を決定的にしました。8−2
7回裏、先頭の6番栗岡が2ベース。代打の松本もヒットで続き無死1,3塁とするも、後続が続かず。
8回表、2死2塁でピッチャー交替、外薗。8−2
9回表、ピッチャー交替、上田。2死2塁から8番原田がタイムリー2ベース。9−2
そのまま東邦が勝ちました。
東邦の気迫が勝った印象でした。
初回の無死1塁でバントしないこともそうですし、初球からどんどん打っていく。強い打球が多かったです。その姿勢が伊藤投手を蝕んでいき、最終的に捉えられた印象でした。
前日の安城東戦で負けたと思った場面から生き残ったことで開き直った部分が出たような気がします。
丸山投手も中京大中京打線にしっかりと向かっていき、要所で三振を奪う投球は見事でした。最後替えるかな?と思いましたが、最後まで投げさせました。これは森田監督の武士の情けかな?と思いました。

中京大中京は結局頼れるピッチャーが伊藤投手しかいないことが響きました。
初回から結構伊藤投手はいい打球を飛ばされていて、4回には間にバント失敗のゲッツーがあったものの、ヒット4本連ねられるなど、厳しい兆候はすでにあった。
7回は勝ち越し2点タイムリーの時点で替えるのが普通のタイミングでしたが、結局後がいないので続投し、6番松本選手にも2点タイムリーを浴びて勝敗は決してしまいました。
中京らしからぬプレーもいくつかありました。4回の6番松本のタイムリー2ベースは中継が悪く1塁ランナーをホームに。きちんと中継していてホームが間に合っていたかは微妙ですけど、こういうことはきちんとできていたチームだっただけに気になりました。
走塁でも7回裏無死2塁で代打松本のヒットで帰れると思ったら帰れなかったし、逆に9回には5番谷口の2ベースの打球で3塁を狙ってタッチアウト。点差的には微妙なプレーなんですけど、走塁の凄みをかつては感じただけに寂しく思いました。

東邦も荒いプレーもありましたが、気迫で押し切った。そんな印象でした。
中京大中京は、春に見た時よりは打球は良くなっていました。まずはピッチャーをなんとかしてほしいですけど、それ以外の普通に出来ていた部分が出来なくなったのを新チームでは戻してほしいな、と思います。