7月25日に小牧球場で行われた5回戦第2試合、国府−愛産大工の観戦記です。
春に東海大会で1勝を上げるなど、充実著しい愛産大工に国府が挑む形。国府の若い投手陣がどこまで愛産大工に通用するかに注目して観戦しました。

国府
000000000|0 H2 E2
10001010X|3 H8 E0
愛産大工

国府
菅沼、川久保−佐々木
愛産大工
関−神谷
投手成績
国府
菅沼(5) 5回 61球 被安打4 三振1 四球2 失点2
川久保(1) 3回 46球 被安打4 三振0 四球0 失点1
愛産大工
関(1) 9回 128球 被安打2 三振8 四死球6 失点0
国府の菅沼投手は右のスリークォーター。サイドに近いフォーム。まっずぐはぼちぼち。コントロールは良さそうなピッチャー。2年生。
川久保投手は右のスリークォーター。丁寧に低めに投げて打たせてとるピッチャー。まっすぐはそこそこ。2年生。秋の東邦戦で見ています
関投手は右のオーバーハンド。春の豊田西戦で見て以来。ステップが小さくで投げおろす感じのフォーム。変化球のコントロールは良かった。

スタメン
国府
9大坪 6近藤 2佐々木 3池田 7辻田 5北河(15) 4大谷 1菅沼(5) 8小林
愛産大工
9安藤 5小澤 4服部 7江森 8山本 6真鍋 3稲本 2神谷 1関

(試合経過)
1回表、関がコントロールが定まらず、四死球3つ出し、1死満塁。5番辻田の打球は1塁右の抜けそうな当たりでしたが、1塁の稲本が上手く捌いてホームホースアウト。6番北河もショートゴロに抑えて、国府はチャンスを活かせず。
1回裏、2死1、2塁から5番山本の4球目にダブルスチールを仕掛け、キャッチャーから3塁への送球が悪送球。2塁ランナーがホームインし愛産大工が先制。
5回裏、2死2塁から1番安藤がセンターへタイムリー。2−0
6回、7回と2死2塁の形は作った国府でしたが、得点できず。
7回裏、1死3塁から3塁ランナースタート。スクイズでボールが1バウンドとなりバッターは空振りもキャッチャーも後逸。ランナーホームイン。3−0
そのまま愛産大工が勝ちました。
国府は投手陣の2人もしっかり投げて、愛産大工打線を抑えました。ただ、ミスで2失点。ここが反省材料ですね。
強力打線を相手にしっかり抑えた2年生投手の2人は自信にしていいと思いますし、秋以降も楽しみです。
打つ方はいいピッチャーが当たれば仕方ない。初回に点が入ってれば違ったとは思いますが、相手の守備が良かったですし。
1回に牽制のサインプレーでアウトにしたのは素晴らしかったし、基本に忠実な守備は好感が持てました。また見たいチームですね。

愛産大工はなかなか打てずにジリジリした展開となりました。関投手はさすがのピッチング。ミスも目立つものはなかったですし。
次は愛工大名電ということで、ミスをどれだけ減らせるか、そしてチームでカバーできるかがカギになります。愛産大工らしいスケールの大きな野球で戦ってほしいです。