7月16日に瑞穂球場で行われた第1試合、名古屋−豊川の観戦記です。
好投手を3枚擁し、優勝候補の一角にも挙げられている豊川に名古屋がどこまで食い下がるかに注目しましたが、予想以上にもつれました。
名古屋
001011001|4 H7 E2
021000002|5 H10 E1
豊川
名古屋
古田、前田−古賀
豊川
森口、金城−内藤
投手成績
名古屋
古田(1) 5回2/3 88球 被安打6 四死球5 三振2 失点3
前田(11) 3回 54球 被安打4 四球4 三振2 失点2
豊川
森口(10) 5回 88球 被安打4 四球4 三振3 失点2
金城(11) 4回 69球 被安打3 四死球3 三振7 失点2
古田投手は右のオーバーハンド。腕を柔らかく振るピッチャー。まっすぐはなかなか。時々抜け球があるも、ボールは伸びていました。
前田投手は右のスリークォーター。少し押し出すような投げ方。まっすぐはぼちぼち。
豊川の森口投手は右のオーバーハンド。まっすぐにキレはありました。まっすぐはそこそこ速い。2年生。
金城投手は右のオーバーハンド。春よりはまっすぐに球威があり、まぁまぁの速さ。変化球のコントロールはまずまず。どちらも春の名電戦で見ています。
スタメン
名古屋
8佐藤 4仲野 5菊原 3森田 7大箸(17) 1古田 6竹内 2古賀 9古橋
豊川
8岡本 4岡田 6久保田 9大見(16) 3中島(1) 7中根(3) 1森口(10) 2内藤(19) 5岩田(14)
(試合経過)
1回表、先頭の佐藤のヒット、2番中野が四球を選んでチャンスメイク。1死後バッテリーエラーで1死2,3塁となるも、4番5番が連続三振で0点。
2回裏、2死満塁から1番岡本が2点タイムリー2ベース。豊川が先制、2−0
3回表、1死から佐藤がヒットで出て、2番仲野がエンドランを決め1、3塁。3番菊原がセーフティスクイズを成功。1塁もセーフ。尚も2死満塁までいきましたが、6番が倒れ同点ならず。
3回裏、2死1塁から6番中根がレフトへタイムリー2ベース。3−1
5回表、1死2塁から、3番菊原が四球を選んだ際に暴投で3塁へ。1、3塁から4番森田がセーフティスクイズを成功させ、3−2
6回表、ピッチャー交替、金城。1死から7番竹内、8番古賀が共にまっすぐを叩いて連続2ベース。同点。
6回裏、2死1、2塁でピッチャー交替、前田。2番岡田を三振に斬って継投成功。
8回表、エラーのランナーを足がかりに2死2,3塁まで攻めるも9番前田が三振に倒れ0点。
8回裏、先頭の7番金城のヒットを足がかりに、2死1,3塁まで攻めるも2番が倒れ0点。
9回表、2死無走者から、連続四死球とワイルドピッチで2、3塁。5番大箸がレフトへタイムリー。名古屋がついに土壇場で逆転。4−3
9回裏、1死2塁から5番中島がレフトへタイムリー。同点。この時レフトがボールを逸らしバッターランナーが3塁へ。1死3塁から満塁策で1死満塁。8番内藤がショートゴロでホームホースアウト。2死満塁から9番岩田がレフトへサヨナラタイムリー。豊川が辛くも勝ちました。
好投手を3枚擁し、優勝候補の一角にも挙げられている豊川に名古屋がどこまで食い下がるかに注目しましたが、予想以上にもつれました。
名古屋
001011001|4 H7 E2
021000002|5 H10 E1
豊川
名古屋
古田、前田−古賀
豊川
森口、金城−内藤
投手成績
名古屋
古田(1) 5回2/3 88球 被安打6 四死球5 三振2 失点3
前田(11) 3回 54球 被安打4 四球4 三振2 失点2
豊川
森口(10) 5回 88球 被安打4 四球4 三振3 失点2
金城(11) 4回 69球 被安打3 四死球3 三振7 失点2
古田投手は右のオーバーハンド。腕を柔らかく振るピッチャー。まっすぐはなかなか。時々抜け球があるも、ボールは伸びていました。
前田投手は右のスリークォーター。少し押し出すような投げ方。まっすぐはぼちぼち。
豊川の森口投手は右のオーバーハンド。まっすぐにキレはありました。まっすぐはそこそこ速い。2年生。
金城投手は右のオーバーハンド。春よりはまっすぐに球威があり、まぁまぁの速さ。変化球のコントロールはまずまず。どちらも春の名電戦で見ています。
スタメン
名古屋
8佐藤 4仲野 5菊原 3森田 7大箸(17) 1古田 6竹内 2古賀 9古橋
豊川
8岡本 4岡田 6久保田 9大見(16) 3中島(1) 7中根(3) 1森口(10) 2内藤(19) 5岩田(14)
(試合経過)
1回表、先頭の佐藤のヒット、2番中野が四球を選んでチャンスメイク。1死後バッテリーエラーで1死2,3塁となるも、4番5番が連続三振で0点。
2回裏、2死満塁から1番岡本が2点タイムリー2ベース。豊川が先制、2−0
3回表、1死から佐藤がヒットで出て、2番仲野がエンドランを決め1、3塁。3番菊原がセーフティスクイズを成功。1塁もセーフ。尚も2死満塁までいきましたが、6番が倒れ同点ならず。
3回裏、2死1塁から6番中根がレフトへタイムリー2ベース。3−1
5回表、1死2塁から、3番菊原が四球を選んだ際に暴投で3塁へ。1、3塁から4番森田がセーフティスクイズを成功させ、3−2
6回表、ピッチャー交替、金城。1死から7番竹内、8番古賀が共にまっすぐを叩いて連続2ベース。同点。
6回裏、2死1、2塁でピッチャー交替、前田。2番岡田を三振に斬って継投成功。
8回表、エラーのランナーを足がかりに2死2,3塁まで攻めるも9番前田が三振に倒れ0点。
8回裏、先頭の7番金城のヒットを足がかりに、2死1,3塁まで攻めるも2番が倒れ0点。
9回表、2死無走者から、連続四死球とワイルドピッチで2、3塁。5番大箸がレフトへタイムリー。名古屋がついに土壇場で逆転。4−3
9回裏、1死2塁から5番中島がレフトへタイムリー。同点。この時レフトがボールを逸らしバッターランナーが3塁へ。1死3塁から満塁策で1死満塁。8番内藤がショートゴロでホームホースアウト。2死満塁から9番岩田がレフトへサヨナラタイムリー。豊川が辛くも勝ちました。
豊川は序盤はある程度余裕はあったんですよね。3回のセーフティスクイズは見送ればファールになったのをアウトを取りに行って1塁セーフにしたからミスではあったのですが、点を与えないよりはアウト優先というのは見て取れた。
6回の金城君が同点にされたあたりから雲行きがあやしくなったんですよね。リリーフの軟投派の前田投手が打ち崩せない。7回8回はチャンスを活かせない。
で、9回は2死から連続四死球と暴投で満塁。ここで、タイムを使いきっているのにベンチから伝令を行かせた時点で、ベンチは舞い上がっていました。これはやられるなーと思ったら案の定。1点勝ち越しを許しました。
ただ、ここから良く再度ひっくり返しました。別に名古屋を舐めたわけではないと思いますが、選手が救った勝利だったと思います。
こういう経験を活かしたいところですね。
名古屋は大声援の後押しを受けて、豊川をあと少しまで追い詰めました。たしか2年前も星城をあわやまで追い込みましたよね。
ただ、なかなか勝ちきれない。このあたりが夏に勝つ難しさですね。
中軸でもバントを指示し、きっちり決める。こういう徹底は見事でした。金城君から連続タイムリーは見事。そこから変化球でかわした金城君もさすがでしたけど。
見ていて面白い試合でした。これぞ高校野球の夏、ですね。
6回の金城君が同点にされたあたりから雲行きがあやしくなったんですよね。リリーフの軟投派の前田投手が打ち崩せない。7回8回はチャンスを活かせない。
で、9回は2死から連続四死球と暴投で満塁。ここで、タイムを使いきっているのにベンチから伝令を行かせた時点で、ベンチは舞い上がっていました。これはやられるなーと思ったら案の定。1点勝ち越しを許しました。
ただ、ここから良く再度ひっくり返しました。別に名古屋を舐めたわけではないと思いますが、選手が救った勝利だったと思います。
こういう経験を活かしたいところですね。
名古屋は大声援の後押しを受けて、豊川をあと少しまで追い詰めました。たしか2年前も星城をあわやまで追い込みましたよね。
ただ、なかなか勝ちきれない。このあたりが夏に勝つ難しさですね。
中軸でもバントを指示し、きっちり決める。こういう徹底は見事でした。金城君から連続タイムリーは見事。そこから変化球でかわした金城君もさすがでしたけど。
見ていて面白い試合でした。これぞ高校野球の夏、ですね。
負ける筈がないということだったのでしょか?
名古屋の健闘を讃えたいですね。