10月2日に鳴海高校Gで行われた第1試合、昭和−愛知商の観戦記です。
県大会出場の愛知商と2次で惜しくも敗れた昭和。どちらも地力の高いチームですので、好ゲームを期待して観戦しました。特に愛知商は秋見ることが出来なかったので楽しみに観戦しました。
名前が聞き取れないケースが多く、名前が違うかも知れませんのでご了承ください。

昭和
000000042|6 H11 E1
000112100|5 H12 E0
愛知商

投手成績
昭和
梅原(1)5回2/3 100球 被安打9 四球0 三振3 失点4
立松(14)0/3 6球 被安打0 四球1 三振0 失点0
山本優(10)3回1/3 被安打3 四球1 三振2 失点1
愛知商
安藤(1)7回 83球 被安打4 四球2 三振7 失点0
今枝(10)0/3 11球 被安打2 四球1 三振0 失点4
島尾(11)2回 39球 被安打5 四球2 三振0 失点2
昭和の梶原投手、山本優投手は夏に見ています
梶原投手は左のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。スライダーの切れがよかったですね。
立松投手は右のアンダーハンド。
山本優投手は右のオーバーハンド。落ち着いた投球が光りました。
愛知商の安藤投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。立ち上がり捉えられていましたが、立ち直る当たりがさすが。低めのコントロールが中盤から抜群でした。
今枝投手は右のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。少しボールが浮いていました。
島尾投手は右のスリークォーター。まっすぐはそこそこ。ストライクを取るのに汲々としていました。

(試合経過)
1回表、1番2番が連続ヒット。3番の打席で牽制アウト。3番もヒットで1死1,2塁。4番はいい当たりのサードライナー。5番が倒れ0点ですが、いい当たりが多く不安な立ち上がり。
昭和は3回4回と2死2塁の形を作るも得点できず。
4回裏、先頭の2番が2ベースを足がかりに2死3塁とし、5番がタイムリー。愛知商が先制。6番もレフトへヒットもレフトが落ち着いたプレーでホームタッチアウト。追加点は防ぎます。
5回裏、1死から8番がレフトへソロホームラン。2−0
6回裏、2番3番のヒットや盗塁で無死2、3塁から4番が犠牲フライ。5番がタイムリー。2死1、2塁でピッチャー交替、高松。2死満塁でピッチャー交替、山本優。ここはライトフライで抑えます。
7回裏、1死2、3塁から4番が犠牲フライ。5−0
8回表、ピッチャー交替、今枝。無死1塁から1番がレフトへ2ランホームラン。無死1、3塁でピッチャー交替、島尾。4番がタイムリー。1死満塁から7番のショート内野安打がタイムリー。尚も1死満塁でスクイズを仕掛けるも外されタッチアウト。結局8番が倒れこの回4点止まり。5−4
9回表、1死1塁から2番がセンターオーバータイムリー2ベース。3番もセンターへタイムリー。昭和が逆転。
9回裏、先頭の島尾がヒットで出るもバント失敗もあり、2死1,2塁で4番が倒れ、昭和が逃げ切りました。
正直、愛知商があのままエースの安藤投手を投げさせていたら、そのままだった気がします。完全に立ち直っていたし、7回は三者連続三振の見事な投球。
でも、公式戦とはいえ、市内県立大会ですので、リリーフに経験させたいという思いは分かるんですよね。今枝投手は1年生のようですし。
そこを踏ん張りきれなかったという試合。でも外野の守備は上手いですし、レベルは高いチームだな、と思いました。また春に見たいチームです。

昭和高校は初回はいい当たりをしていたんですよね。4番の選手はいい当たりが正面にいっていただけで、良く捉えていたし、粘りは見事でした。
ピッチャーの梶原投手は1年生ですし、楽しみな左腕です。この先も注目して見ていきます。

しかし、8回9回の逆転劇は四球やエラー絡み。やっぱり野球はそういうものだな、と思います。ピッチャー交替も難しいなと思うし。でもそういう意味でも面白い試合でした。