9月11日に刈谷球場で行われた第2試合、刈谷−新城東の観戦記です。西三河できっちり2位になり、シードを獲得した21世紀枠を目指す刈谷がどんなチームかに注目して観戦しました。
球場に入ったのが2回の表、刈谷の攻撃からでした。

刈谷
100300101|6
002000100|3
新城東

刈谷
山田(1)、大川(4)−登玉、松本
新城東
白井(1)、伊藤(10)−胡桃
刈谷の山田投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。抜け球が多く四死球8つは多すぎる。
大川投手は右のオーバーハンド。ややひじの伸びたフォーム。まっすぐはなかなか。テンポ良く投げるピッチャー。
新城東の白井投手は左のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。うごくまっすぐが中心で打たせてとる。
伊藤投手は右のオーバーハンド。なかなか上背ある。まっすぐはそこそこ速い。

(試合経過)
2回裏、2死満塁まで攻めるも9番がサードライナーに倒れ0点。
3回裏、1死から連続四球で1、2塁。4番今泉がレフト線への当たり、ややレフトが目測を誤り、ボールに飛び込むも取れず2点タイムリー2ベースに。新城東が逆転。2−1
4回表、先頭の3番の大原の当たり、1塁の正面に近いあたりでしたがイレギュラーでボールが沈み取れず記録2ベース。4番鈴木もヒットで繋ぎ無死1、3塁から5番高木がライトへタイムリー。さらにワイルドピッチで無死2、3塁となり、内野ゴロの間に1点。尚も2死3塁から8番山田がタイムリー2ベース。刈谷が再逆転。4−2
6回裏、1死1,3塁のチャンスを作るも、スリーバントスクイズの失敗(記録三振)と三振でチャンスを逸します。
7回表、2死1、3塁から4番鈴木がタイムリー。5−2
7回裏、1死1、2塁から4番今泉がタイムリー。ここでピッチャー交代、大川。5番胡桃の当たりはピッチャーライナー。いい反応でキャッチしてダブルプレーにするファインプレー。大きなプレーでした。
8回表、ピッチャー交代、伊藤。
9回表、2死3塁から少しキャッチャーが弾いた隙に3塁ランナーホームイン。6−3
最後2死満塁までいきましたが、5番が倒れゲームセット。刈谷が逃げきりました。
新城東は、もったいないプレーとしては、6回の1死2塁から代打の山田がセンターへヒット。ここでコーチャーが3塁で止めたのですが、3塁到達時点でまだセンターはボールに追いついていなくて、回したら帰ってこれたと思う。そうすれば、1点差でまだチャンスが続いた形。結局この回は点が取れず、次の回に追加点。きつい流れになってしまいました。

4番の今泉君が全打点となる3打点。5番胡桃君は7回のいい当たりのピッチャーライナーが抜けていたら・・・。でもこれは相手の大川君が見事だったので仕方ない。
2番手に投げた伊藤君もなかなか力はありそうだし、ピッチャーが2枚いるのは大きいですね。豊川に勝ったのも伊達じゃないと思いました。

刈谷はエースの山田君の投球があまりにピリッとしなくて残念でした。その前に岩津の山田君、豊橋東の石河君の見事な投球を見ていたから、余計にイライラしてしまうピッチングでした。ボールは結構速いんですけどね。失点は四死球絡み。もう少しなんとかしたい。
4番の鈴木君はさすがのバッティング。1番の手嶋君の足の速さも目立ちました。走塁もきちっとしているし、野手はまとまっていると思います。

勝ち進むにはピッチャー次第かな?21世紀枠を狙うにしても、しっかり最初は抑えて主導権を握りたいですね。